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最終停車、オリンピア・シュタディオン!

ラームは8回目のポカール決勝出場を目指す

 フィリップ・ラームには大きな目標がある。5月27日にベルリンのオリンピア・シュタディオンでDFBポカール決勝を戦い、有終の美を飾ることだ。「これ以上ない幕引きになるだろうね。あそこの雰囲気はいつも素晴らしい。多くの決勝を戦うことを許され、その多くがいい結果に終わった」と33歳のFCバイエルン主将は、ボルシア・ドルトムントを迎え行われるポカール準決勝(ドイツ時間26日20時45分、日本時間翌5時45分)を2日後に控え、セーベナー通りで語った。

 正確には7回の決勝であり、そのうち6回をミュンヘン生まれの彼は勝利で終えている。そして今、あと1つの難関を突破すれば、ラームは8回目となる決勝に向け、ドイツの首都へ続く道を進むことができるのだ。だがこの「難関」に対し、サイドバックの選手は大きな敬意を抱いている。

「ゼロから始まる」

 「ドルトムントは想像を超えた才能の宝庫だ、とりわけ攻撃陣はね。僕たちは100%の力を出す必要がある」とラームは要求する。そのおよそ1週間前、彼とそのチームメイト達はブンデスリーガの試合でドルトムントを4-1で圧倒することで、課題を上手くやってのけたと言えるだろう。だがそこに、熟練選手は来たる準決勝の予兆を見ることをせず、試合は再び「ゼロから始まる」と言う。

 ラームは喜びと共にこの「大一番」を待ちわびている。彼にとってはドイツの「トップチーム」同士が火花を散らすのだ。「それが試合をスリリングで面白いものにする。僕たちは2012年から常にポカールで対戦してきた。それは両クラブの特別な立場を物語っている」、と2014年のワールドカップ勝者は語った。

全てへ向け準備万端

 ラームはこれまでDFBポカールで、ドルトムントと最も多くの対戦を重ねてきた。今大会57試合中6試合が、ルール地方のライバルと戦ったものである。どれもが見事な試合であり、だからこそラームはここ数週間に渡る多くの試合にもかかわらず、バイエルンは全力で挑むだろうと確信している。「僕たちはベルリンでの決勝戦を目標にしてる。やる気がない奴は、間違った職業を選択したね」。 

 ラームは燃えており、目標の達成を偶然に委ねるつもりはない。有り得なくはないPK戦にすら、彼は既に備えている。「トレーニングで折を見て、ペナルティキックの練習はしている」とバイエルンの背番号22番は洩らし、だが同時に「そこまで来させるつもりはないけどね!」と断言した。ラームはバイエルンがPK戦の前に試合を決めることを望んでいる。なぜなら彼にとっての最後のアナウンスはこうあるべきだからだ:「最終停車、オリンピアシュタディオン!」

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