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自信を蓄える

「レアル戦に向けて準備できている」FCバイエルン

 「おお、なんて素晴らしいのだろう!」。FCバイエルン対ボルシア・ドルトムントのトップゲームの終了数分前から、完売のアリアンツ・アレーナではFCBファンの喜びのチャントが響きわたっていた。バイエルンはこの時4-1でBVBを大きくリードしており、全体的に大変強いゲームをして、昨年のチャンピオンズリーグ優勝クラブであるレアル・マドリードとの一戦に対してもしっかり準備ができていることを窺わせた。監督カルロ・アンチェロッティは、「我々は良いプレーをし、全て上手くいった。レアル戦に向けて準備はできている」と語った。

 主将のフィリップ・ラームは、「CL準々決勝に進出するような大変良いチームを相手にホームでこれほど圧勝し、今日の僕たちのようなプレーをしたなら、すごく満足していいと思う」と、試合後にコメントした。アリエン・ロッベンも「厳しい試合になると予期していたが、僕たちはドルトムントにまったくチャンスを与えなかった。僕たちのプレーは本当に良かった。楽しかったし、このことは僕たちに自身を与えてくれる」と説明した。

士気高く、ゴール前で危険なバイエルン

 ホッフェンハイムで0-1と不必要な敗北を喫した4日後、センターバックのジェローム・ボアテングが言ったように、正しい「リアクションを示し」たかったFCバイエルン。ホームで行われたドルトムント戦では、試合開始直後からそれを疑わせる余地など一切与えず、豊富な運動量と高い士気で試合に臨み、ゴール前で多くの危険なシーンを作り出した。ラームは「僕たちはしっかりと自分たちのポジションプレーをしつつもゴール前で危険を演出し、チームがボールを持っている時にアグレッシブにプレーすることができた」と分析。そして「今日は改善すべきところは少ししかないね」と笑顔を見せた。

 土曜日の試合では、フランク・リベリー(4分)とロベルト・レヴァンドフスキ(10分)が早い時間帯にFCBに2点のリードをもたらし、後半開始直後に力強いプレーを見せていたロッベン(49分)が得点。更に68分にはロベルト・レヴァンドフスキがPKを決めてこの日2得点目を記録し、バイエルンの勝利を決定付けた。BVB監督のトーマス・トゥヘルは、「今日の我々には全体的にまったくチャンスがなかった。FCバイエルンは、最高のレベルにある対戦相手だ」と試合後にコメントした。人員面で余裕のなかったBVBは、前半はまだある程度互角の戦いを見せており、20分にラファエル・ゲレイロが1ゴール決めている。

レアル相手には「もう一段階上の力を出す」

 「今月の予定を見ると、今後もいくつかの試合が僕たちを待ち受けている。だからブンデスリーガについては、今日勝てたことは重要だった」とドルトムントとのホーム戦勝利の意味を説明したのはラームだ。シーズン終了まであと6試合を残し、2位RBライプツィヒとの勝点差は10ポイント。監督カルロ・アンチェロッティ率いるFCBがリーグ5連覇をパーフェクトな形で手にするために必要なのは、あと3勝だ。

 しかしバイエルンの視線は、まずチャンピオンズリーグへと向けられている。FCBは来たる水曜日、スペイン王者のレアル・マドリードをミュンヘンで迎え撃つ。FCB主将は、「全てのポジションに素晴らしい選手を据えたトップチームと対戦することになる。僕たちは、自分たちの可能性全てを引き出さないといけない」と、次の課題の難しさを自覚している。またロッベンは、「水曜日は更にもう一段階上の力を出さないといけない。最初の1分から、相手がここでは何も獲得できず、僕たちが試合に勝つのだというシグナルを示さなければならない」と闘志を見せた。

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