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ダブルに大きなチャンス

「水曜日僕たちは再び立ち向かう」

 アリエン・ロッベンはアリアンツ・アレーナの芝の上に、疲労困憊で四肢を投げ出し横たわっていた。オランダ人は最後まで全てを試した。最後のスプリント、センタリング、そして試合終了。22日(土)の午後、FCバイエルンは2部降格の危機に晒されている1.FSVマインツ05との試合を2-2(1-2) の引き分けで終えた。逃した勝利に対する失望を露わにしたのは、消耗しきったロッベンの姿だけではなかった。

 「非常に難しかったが、我々はもっと多くを望んでいた」とカルロ・アンチェロッティ監督は試合後に認めた。「マドリードのショックの後に、この試合の準備を行うのは難しいとわかっていた」と監督は言う。サンティアゴ・ベルナベウでの苛酷な120分から4日後に「再び100%で臨むのは容易なことではない」とイタリア人は続け、「我々にとって非常に厳しい週だった」と語った。

ミュラーが初キャプテンを務める

 「未練を持つ必要がなくても、もちろん火曜日の試合にはまだ未練がある。僕たちだってただの人間だ」と75,000人の観衆が詰め掛けた完売のアリアンツ・アレーナで、初めてキャプテンとしてバイエルンを率いたトーマス・ミュラーは言う。「試合に上手く入り込めず、すぐマインツにゴールを献上した。前半の不始末を後半追いかけるはめになった」とミュラーは続けた。

 とりわけ前半、ラインヘッセンからの来訪者はフィジカル的にもメンタル的にもバイテリティーに溢れ、バイエルン陣内深くでビルドアップを妨害、ボージャン・クルキッチ(3分)のゴールで先制に成功する。その数分後ロッベン(16分)が同点ゴールを決めるが、マインツはその後もバイエルンを苦しめ、ハーフタイムを目前にダニエル・ブロシンスキ(40分/PK)が再び試合をリードする得点を決めた。

ダブルへ向け4つの勝利

 「我々は前半いつものようなコンパクトさを欠いた。そこを上手くやるべきだった。後半はコンパクトになり、良い試合をし、幸運にも同点にすることができた」とアンチェロッティは試合を分析する。後半に入りFCバイエルンは目に見えて勢いを増し、試合を圧倒し続け、マインツに一息つくための反撃の糸口すら与えなかった。だがチアゴ(73分)による同点以上の成果は、結局もたらされずに終わる。

 「ゴールには本当に喜ぶことはできない、試合にどうしても勝ちたかった」とチアゴは失望を露わにし、「2−2は敗戦のように感じる」と内心を吐露した。だがバイエルンにとっての状況は何も変わっていない。順位表首位に君臨するバイエルンは試合前、5季連続となるマイスター獲得に勝点7ポイントを必要とした。タイトル防衛には残り4試合で2つの勝利を手にするだけで事足りる。

 DFBポカール優勝、そしてダブルを達成するために、更に2つの勝利がバイエルンには必要だ。すでに26日(水)夜に行われるボルシア・ドルトムントとの準決勝で、ベルリンで開催される決勝進出を決める必要がある。「またすぐに取り組めるのは良いことだよ」とミュラーは強調し、「僕たちは前を向かなければいけない、水曜日は僕たちにとって非常に重要な試合だ。ベルリンはリーグ優勝とともに大きな目標だ、当然視野に入れている」と答えた。試合を終えて2時間後にはアリエン・ロッベンも再び活気を取り戻し、力強く誓った。「水曜日ふたたび僕たちは立ち向かう」。

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