presented by
Menu
懐かしの名場面

ゼップ・マイヤーと最初の勝利

 ゼップ・マイヤーはゴールの前に立ち、腕を高く上げた。ちょうどその時(64分)、ゲルト・ミュラーが先制点を挙げたのだ。グリュンヴァルダー・シュターディオンに集まった28,000人の観客の前で、FCバイエルンのGKは、バイエルンのブンデスリーガでのボルシア・ドルトムント戦初勝利を決定したゴールに歓声を上げた。

 バイエルンとドルトムントの両者の対戦は、ブンデスリーガとほとんど同じくらい長い歴史がある。この歴史的な組み合わせは、4月8日(土)の18時30分(日本時間翌1時30分)に96回目の対戦を迎える。1966年12月17日のこの勝利から、FCバイエルンは更に41回の勝利を積み上げてきた(24敗29分け)。そのうち多くの試合で特別な歴史が生まれたが、最初の勝利というのはいつも特別なものだ。

 待ち望んだ勝利をようやく掴んだのは3度目となる対戦、それもホームで自分たちの観衆を前にしてだ。前シーズンの対戦は0-2、0-3で共に敗戦で終わり、バイエルンは準マイスターチームのドルトムントをミュンヘンで迎え撃った。グリュンヴァルダー・スタジアムは観衆に満ち溢れ、夢のような舞台が整うと、ミュラーのヘディングゴールの後、サポーターは喜びを抑えることはできなかった。この得点のおかげでFCバイエルンは第17節、3位に順位を上げ、それまで勝点同数だった対戦相手に順位表で水をあけた。

 その後この対戦は類を見ないブンデスリーガのトップマッチとしての地位を確立し、土曜日には再び75,000人の観衆が、この勝負を直に体験しようとアリアンツ・アレーナへやって来る。できることならバイエルンのゴールキーパーが両手を天へ突き上げる姿を、再び目にできることを願って。

 fcbayern.comの「懐かしの名場面」コーナーではフォトアーカイヴから発掘された懐かしい写真を定期的に公開しています。これからも特別なスナップ写真をお楽しみに。

News