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ビダル擁するチリに1-0で勝利

ドイツがコンフェデレーションズカップ初優勝

 ヨスア・キミッヒ、セバスティアン・ルディ、ニクラス・ズーレが歓喜を味わう一方、アルトゥーロ・ビダルにとっては失望の夜となった。手に汗握る展開になったFIFAコンフェデレーションズカップ決勝で、世界チャンピオンのドイツはコパ・アメリカ勝者のチリに1-0(1-0)で辛勝した。ロシアのサンクトペテルブルクで、ドイツに意外な先制点をもたらしたのはラース・シュティンドル(20分)だ。ドイツはチーム全体が高い士気を示し、終盤に入り逆転を目指すチリの激しい攻撃を何とか凌ぎきった。その結果、ドイツ代表はコンフェデレーションズカップで初めて優勝を果たした。

 ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴは、準決勝メキシコ戦(4-1)のメンバーから1つのポジションを変更して決勝に臨んだ。ベンヤミン・ヘンリクスに代わり、シュコドラン・ムスタフィが先発出場し、3バックの一翼を担った。キミッヒはミッドフィルダーとしてプレーした。新シーズンからバイエルンに加入するセバスティアン・ルディは中盤にポジションを取り、二クラス・ズーレはアディショナルタイムに途中出場を果たした。それに対して、チリ代表監督フアン・アントニオ・ピッツィは準決勝のポルトガル戦(3-0/ PK)と全く同じメンバーをピッチに送り出した。

ドイツが終盤のチリの猛攻を凌ぐ

 ビダルらチリ代表はグループステージでの対戦と同様、序盤からアグレッシブで激しいプレーを見せる。ビダルも19分のミドルシュートなど数多くのチャンスを手にする。しかしその直後、ティモ・ヴェルナーが元ブンデスリーガ選手マルセロ・ディアスのミスを見逃さずにボールを奪う。同選手はGKが前に出たところで冷静に横パスを選択し、それを受けたシュティンドルが無人のゴールに流し込んで、先制点を挙げた(20分)。

 このゴールによって勢いを得たドイツは前半の残り時間、レオン・ゴレツカ(36分、45分)やユリアン・ドラクスラー(40分)が追加点のチャンスを作り出すも、実際にリードを広げることはできなかった。後半が始まると、再びドラクスラーが好機を得る(56分)。ピッチの上では両チームの選手が熱くなり争う場面がしばしば見られ、キミッヒ、ルディ、ビダルはイエローカードを出されている。

 終盤に入ると、チリは一層プレッシャーを強めてドイツゴールに襲い掛かる。バルガス(74分)、ビダル(75分)、アランギス(80分)、サガル(84分)、そしてサンチェス(90+4分)が立て続けにチャンスを演出したが、同点ゴールが決まることはなかった。最終的に、素晴らしいチームパフォーマンスを示したドイツが1点のリードを守りきり、コンフェデレーションズカップ初優勝を果たした。

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