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アウディ・サマーツアー2017

常に全体を把握するトリッソ

 試合形式のトレーニング中、左サイドのダヴィド・アラバがボールを奪い、中央のコランタン・トリッソにパスをした。同フランス人選手が右サイドへとダイアゴナルパスを送ると、ボールはフリーのラフィーニャの足元へと精確に飛んだ。それは見事なロビングボールだった。このようなボールを蹴ることができる選手はそれほど多くはないだろう。

 しかし22歳のトリッソが人目を引いたのは、このような素晴らしいプレーのためだけではなかった。チームメイトが短い白ソックスを履く中、同MFは長いストッキングを身に着けていたのだ。月曜日のトレーニング後、同選手は「特別な意味はないよ。単に短い靴下でプレーするのは好きじゃないんだ」とfcbayern.comに笑顔で打ち明けた。

どんな状況も支配

 だがそのことよりも記憶に残るのは同選手のプレースタイルだ。特に感心させられるのは、どんなに困難な状況でもトリッソが常に全体を把握していることだ。例えばハビ・マルティネスのパスを受けた時、オリンピック・リヨンから移籍したばかりのトリッソは相手チームの守備を引き付け3人に囲まれていたものの、守備の隙を逃さずにフリーのロベルト・レヴァンドフスキへとパスを通してみせた。

 トリッソは大変な集中力でトレーニングに取り組み、3人のW杯優勝経験者(マルティネス、フンメルス、ミュラー)やその他多くのトッププレーヤーと競い合っている。フランス代表のトリッソは、「このようなすごい選手たちとトレーニングするのは素晴らしいよ。彼らから多くを学ぶことができるし、それによって成長することができる」と述べると、笑顔でロッカールームへと去っていった。

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