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人間性とモチベーション

スーパーカップは重要なステップ

 スーパーカップが始まる前、カルロ・アンチェロッティはドルトムントとの対戦で「人間性とモチベーション」を示すことをチームに要求したが、選手たちはそれを正確に実行した。試合終了まで3分を残した時点で2-1で負けていたFCバイエルンだったが、ドイツマイスターのFCBは最後まで諦めなかった。対戦相手にプレッシャーをかけてオウンゴールを誘発し、同点に持ち込むことに成功したのだ。こうして試合の勝敗はPK戦に委ねられることになった。

 そして続くPK戦でも、バイエルンが落ち着きを失うことはなかった。GKスヴェン・ウルライヒも2回BVBのPKをセーブする活躍を見せ、今シーズン最初のタイトル獲得に大きく貢献した。PK戦の末に7-6で勝利したスーパーカップ後、「勝利への強い意志を示した」とトーマス・ミュラーが言えば、マッツ・フンメルスも「この試合に勝ててとても幸せだよ」と喜びを口にした。

2度ゲームを振り出しに戻す

 バイエルンにとって難しい試合序盤となった。クリスティアン・プリシッチがバイエルン守備陣のミスを活かして先制点を奪う(12分)。だが18分にロベルト・レヴァンドフスキが同点弾を決めた後、ハーフタイムまでバイエルンが試合をコントロールした。「特に僕らは前半に失点を許した後、良いプレーをしていたし、相手チームのプレスにもしっかり対処していた」と、フンメルスが分析した。

 「だが後半は少しペースを緩めてしまった。だから再び僕らはさらに問題を抱えたよ」と、マッツ・フンメルスが続けてコメント。後半、BVBがカウンター攻撃を仕掛け、最後はピエール=エメリク・オーバメヤンがネットを揺らし、再びポカール王者がリードを奪った(71分)。しかし、バイエルンが2度目の同点弾を決める。後半終盤、ポカール王者ボックス内で混戦となり、ボールがヨスア・キミッヒへと渡る。同バイエルン選手は左足でシュートを放つがルーカス・ピスチェクに当たる。しかし、そのボールがドルトムトGKロマン・ビュルキの右腕に触れてボールはゴール内に吸い込まれた(88分)。PK戦が終わり、DFLスーパーカップ6度目の優勝を果たし、同大会優勝最多回数を誇るチームとなったFCBの喜びは格別だった。

自信を増幅させる

 この勝利と新たなタイトルについてマッツ・フンメルスは、「僕らがこのタイトルを勝ち取れて、本当に幸せだよ」と喜びを露にしていた。さらに、「過去最近の数試合と比べると、これは僕らの大きな成長だった」と語った。ウルライヒも同様に、「今日、僕らが見たいFCバイエルンの複数の要素を幾つか目の当たりにしたよ」と話した。

 すべてがまだ完璧に機能してなかったとしても、アンチェロッティのチームは良い方向に進んでいる。「この試合は今シーズン初ゲームだった」と、レヴァンドフスキが説明した。当然これは自信とゲームパフォーマンスの安定性を増幅する大事なステップだった。だがバイエルン全選手がこの試合を過大評価したいと思っていない。

 レヴァンドフスキは、「僕らは今後も全力で頑張る必要がある」とコメント。「まだ公式戦1試合しか戦っていない。今、僕らには数週間の通常トレーニングウィークがある。その期間で僕らはしっかり練習できるよ。そして8月の終わりには僕らが考えているレベルまで到達できることをチームは望んでいる」と、フンメルスが今後を見据えていた。2週間後にバイエル・レヴァークーゼンとのリーグ開幕戦(ホーム)が行われる。もしフンメルスとその他のバイエルン選手が継続してバイエルン監督の指示を聞いていれば、バイエルンファンたちは素晴らしいシーズンを楽しみにできるだろう。

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