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プレスリリース

ルンメニゲ、ECA会長への立候補を辞退

 カール=ハインツ・ルンメニゲは、欧州クラブ協会(ECA)の会長職にこれ以上立候補しないことを表明した。ルンメニゲは本日8月10日(木)にマドリードで行われていた理事会で他のメンバーにその旨を伝えた。この決断についてルンメニゲは、「集中し成功に満ちた良い年月を終え、この責任ある職を次の人に譲るべき時が来たと考えている。私はいつも、役職というものは期限を決めて与えられるものだと主張してきた。私の辞任は、私がこれを本気で考えていることの証明にもなる」と説明した。

 欧州クラブ協会は2008年1月21日に設立された。現在と同様に当時もFCバイエルン・ミュンヘンの代表取締役社長だったカール=ハインツ・ルンメニゲはこの新しい協会の初代会長に選ばれ、これまでに3度承認されてきた。同協会の設立当初の加盟クラブ数は137だったが、現在は220まで増えている。

 ルンメニゲは、「FIFAとUEFAと共に成し遂げたことを、我々は誇りに思うことができる。これで全ての国際試合で我々の選手たちに保険がかかることになり、クラブも所属するプロ選手がW杯やユーロに参加した場合に代償金を受け取ることになった。我々はまた、UEFAの監査役会にクラブ代表のために2席を確保し、試合日程の決定やクラブに関わる決断を共に行うことができるようになった」と、これまでに実現してきたECAにとって重要なステップを挙げた。

 しかしルンメニゲにとって最も重要なのは、「ECAに加盟するクラブが協調し、一致団結していることだ。チャンピオンズリーグ勝者のレアル・マドリードのようなビッククラブも、例えばアンドラのUEサン・ジュリアのような小さいクラブにパートナーとして向き合っている。大規模なクラブは小・中規模のクラブと連帯し、小・中規模のクラブは大規模なクラブが関心を寄せるテーマに理解を示す。この点を、私は特に誇りに思う。ECAは自らを„The Voice of the Clubs“と称しているが、今は当たり前に“ECAはヨーロッパのサッカークラブを代表するものだ”と言える」と胸を張った。

 欧州クラブ協会の成果は、様々な協会や政治的・非政治的団体、そしてクラブ同士の対話と協働によってのみ成し遂げられたものだ。そのことをルンメニゲは改めて強調する。1980年と1981年に欧州最優秀サッカー選手に選ばれたルンメニゲは、「FIFA会長ジャンニ・インファンティーノとUEFA会長のアレクサンデル・チェフェリン、そして前会長のミシェル・プラティニの惜しみない協力に感謝する。そしてもちろん、ECAの全加入クラブ、経営責任者のミケル・チェンテナロ、全従業員に対して特別感謝している。彼らはこの10年間、私を承認し、大きな信頼を寄せてくれた。心から感謝している」と締めくくった。

 9月5日にはジュネーヴでECAの次期の理事選挙が行われる。そしてここで、カール=ハインツ・ルンメニゲの後任となるECAの新しい会長も決まることになる。

 2008年1月21日の会長就任以降、カール=ハインツ・ルンメニゲの任期中のECAの重要な成果を以下にまとめた:

2008年:

*ECAの要求により、所属選手がユーロ及びW杯に参加するクラブに代償金が支払われるようになる。
*ECAが、年間試合日程の決定に関する会議への参加権を得る。
*ヨーロッパのクラブ対抗大会に関する意思決定過程へのECAの関与が認められる。

2012年:

*ECAの要求により、ユーロ及びW杯決勝に参加する選手にはUEFAまたはFIFAが保険をかけることになった。

2015年:

*ECAがクラブ側として初めてFIFAとの合意に至る。この合意により、全ての重要な意思決定プロセスへのクラブの参加が認められた。
*ECAの要求により、サッカーの歴史上初めて、クラブがUEFAの監査役会に2席を確保した。

2016年:

*UEFAクラブ・コンペティションSAが設立される。将来ヨーロッパのクラブ対抗大会はこの機関によって組織され、市場に出されることになる。全ての権利はUEFAとECAが平等に持つことになる。

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