presented by
Menu
悔恨の残るヴォルフスブルク戦のドロー

反省を胸にパリへ照準を合わせるバイエルン

 22日(金)の夜、アリアンツ・アレーナを後にするFCバイエルンの面々は苛立ちを隠せなかった。トーマス・ミュラーはVfLヴォルフスブルクとの2-2について「結果と試合内容について、満足しているとはとても言えないよ」と苛立ちも露わに語った。FCバイエルンは明らかに相手を凌駕しており、それに相応しい2-0というスコアでハーフタイムを迎えたのだ。スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチもまた「その後の後半、我々は簡単なミスを犯した。試合を早々に決定付けることができなかったんだ」と不満を隠さなかった。

 

 33分にロベルト・レヴァンドフスキが自身の受けたファウルによって与えられたPKから、第7節目にして既に今季7得点目となるゴールを自ら決めドイツ王者に先制点をもたらした。その10分後にはアリエン・ロッベンのミドルシュートがディフレクションによってゴールへと吸い込まれ、追加点を決めている。

猛省のウルライヒ

 VfLヴォルフスブルクはラインを深く保ち守備に専念、全てはFCBにとって更なる勝利を予感させた。マッツ・フンメルスは「前半彼らに攻撃するつもりは全くなかった。トップのオリギが自陣ゴールの35メートル前にポジションを取っていたんだ」と試合を分析した。サリハミジッチは「スペースは非常に少なかった。だが我々は単に前線へ向けて良いプレーができなかった。100パーセントの決意が欠けていたんだ」と不満を漏らした。

 56分、マキシミリアン・アーノルドがFKから直接ゴールを決めたのは、まさに晴天の霹靂とも言えた。スヴェン・ウルライヒのプレーは決して賞賛に価するものではなかった。29歳の同GKは「間違った判断を下してしまった。クロスバーの上ヘと逸らすつもりだったんだ。ボールは高めの軌道で飛んでくるように見えた。だから両手を使わなかったんだ」と状況を説明し、「明らかなGKのミス」であることを認め、「チームメイトとチームに対して申し訳ないと思っている」と謝罪を口にした。

パリでの汚名挽回を狙うFCB

 チームの誰もが自分達のGKを攻めるつもりは毛頭ない。フンメルスは「僕達の誰もがミスは犯すものだよ。サッカーをプレーしていれば起こることだ」とミスについて言及し、「それに僕達には絶好のチャンスがいくつもあった」と続けた。だがロッベン(58分、76分)、またフランク・リベリー(78分)のシュートも幸運に見放されてた。試合終了直前にはダニエル・ディダヴィ(83分)による同点ゴールを許している。

 カルロ・アンチェロッティは「テンポが遅く、集中力に欠け、コンパクトな守備ができていなかった。」と試合を総括しつつも、既に視線を次の試合へ向け「パリでは違うプレーをしなければならない」と決意を見せた。27日(水)にはチャンピオンズリーグ、グループリーグの大一番とも言えるパリ・サンジェルマンとの試合が控えている。FCバイエルンはパルク・デ・プランスでヴォルフスブルク戦を記憶の彼方に追いやり、再び自身の持つ真の実力を発揮するつもりだ。「全く違った試合をしてみせる」とサリハミジッチは約束している。

News