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バイエルンのフランス人

パリでの試合を楽しみにするトリッソとコマン

 コランタン・トリッソは、レーダーホーゼがすっかり気に入ったようだ。FCB新加入のフランス人選手は、「伝統衣装を着るのは、最初はちょっとおかしな感じだったよ。でももう慣れたし、機会があればできるだけ着たい」と感想を述べた。もしもトリッソがレーダーホーゼ姿でチャンピオンズリーグのアウェイ戦が行われるパリに向かうなら、まったく素晴らしいことだろう・・・。

 しかしそれは、残念ながら現実にはならないだろう。だが23歳の同選手は9月27日(水)の晩、バイエルンのフラッグのためにパルク・デ・プランスでの試合に臨む。バイエルン選手として母国フランスに向かうトリッソは、「僕たちは勝つためにパリに行く。PSGの士気はとても高いだろうう。きっと素晴らしい試合になる」と、対戦を楽しみにしている。

 トリッソはこの試合のチケットを6枚手配した。同MFは「僕はパリではなくリヨンの出身だから、スタジアムに来る知り合いはそれほど多くない。この日は家族も働いていて来られない。でも友達が何人か来る予定なんだ」と打ち明ける。同選手にとってPSGは、これまでに最も多く対戦した相手だ(11試合、1勝8敗2分け)。

 

 試合当日は、キングスレイ・コマンも同様に、両親をはじめ何人かの知り合いの応援を期待している。しかしPSGファンである同選手の父親は、どちらを応援するべきか難しい選択に頭を悩まされるだろう。コマン自身にとってもパリ・サンジェルマンは「いつも心にあるクラブ」で、同選手はPSGの試合をいつもテレビで観戦している。

 コマンとパリ・サンジェルマンとの関係は、父親の影響だけによるものではない。同選手は9歳の時にPSGの下部組織に入った。そして計9年間同クラブでプレーし、2013年2月にプロ昇格を果たした。パルク・デ・プランスでプレーすること ― 「子どもの頃からの夢だったんだ」と、コマンは語った。

「ピッチの上では友情は中断」

 しかしその夢は、これまでにまだ一度しか実現していない。パリ・サンジェルマンのトップチームで計4試合の出場経験があるコマンは、「だからこそ、今バイエルンと共にあの場所に戻ることがとても嬉しい」と述べた。PSGのDFプレスネル・キンペンベとは1年間同居していたことがあり、「僕は料理をして、彼がその他の家事をしていたんだ」と当時を思い返す。しかし「プレスネルとは兄弟みたいなんだ。でも水曜日のピッチの上では、友情は中断だ」と闘志を燃やした。

 コマンによると、パリ・サンジェルマンは「完全なチーム」だという。「でも特に攻撃陣には取って置きの選手が揃っている。彼らを止めるためには、僕たちはとても集中して全員で守備しなければならない」と警戒するものの、コマンは当然水曜日の試合で負ける気などない。

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