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「このチャレンジを楽しみにしている」

ユップ・ハインケスがFCバイエルンに復帰

彼が帰って来た。2013年6月にバイエルンから離れ、監督業を引退したユップ・ハインケスが1,588日後ぶりにュンヘンに戻った。カルロ・アンチェロッティが解任され、72歳のユップが今季終了後までブンデスリーガ最多優勝回数を誇るバイエルン指揮官を引き継いだ。10月9日(月)午前、アリアンツ・アレーナで行われた公式記者会見でFCB会長ウリ・ヘーネスは、「個人的に親友の1人がバイエルンに戻ったことを喜んでいるよ」とコメントした。

 「2013年、私はこれ以上監督業を続けないという決断をした」と、ハインケスが説明した。しかし、ヘーネスとバイエルン代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲはユップとの交渉の中でこう切り出した:「期間限定で監督を引き継ぐのはどうか」と、同バイエルン新指揮官が明かした。ユップは家族と話し合いをした後に、このオファー承諾を決断した。「このチャレンジを楽しみにしている。チームをどう指揮しなければいけないか、選手たちと共に仕事を従事する必要があることは分かっている。そして我々が再び成功への軌道を進み始めることに自信を持っているよ」

 バイエルン監督就任はハインケスにとって今回で4度目である。世界最高峰FWだったユップ・ハインケスは既に1987年から1991年、2009年前半、2011年から2013年の期間でバイエルン監督を務め、3度のリーグ制覇を達成。そして忘れない年となった2013年には3冠を成し遂げる(リーグ優勝、ポカール優勝、チャンピオンズリーグ優勝)。そのシーズンを経験した8選手が現在もバイエルンに在籍しており、ハインケスは馴染みのあるメンバーと再び顔を合わせる。

 ルンメニゲは、「ユップは現在バイエルンが直面している状況に理想的な監督である」と述べた。ハインケスはFCバイエルンの「何もかも」を知り尽くしており、「豊富な経験を持ち、正当な人物である」と、ルンメニゲがバイエルン新指揮官について言及した。「彼は何をするべきか、どうチームを導くか、チームがまたポジティブな軌道に乗る術を知っている」ハインケスとの話し合いの内容が明らかにされ、「彼の中にある情熱がまだ燃えている。したがって彼は今日の午後から、チーム練習を指揮する」

 ハインケスが自身の監督復帰について、「これは私に関することではない。まず第一はFCバイエルンだ」と強調した。ヘーネス、ルンメニゲとの友情(「ここ数年もコンタクトは途切れることはなかった」)、バイエルンとの絆(「私はFCバイエルンにとても感謝している。このクラブは国際的なキャリアを築く上で、重要なステップだった」)が最終的にユップを監督業の引退からバイエルン指揮官復帰へと動かした。「私にとって刺激的なチャレンジだし、とても喜んでいるよ」

 そして10月9日(月)午後、ハインケスはゼーベナー通りで監督就任後初の練習を行い、14日(土)にはSCフライブルクとの一戦に臨む。これまでの数日間でユップはチーム状態を分析しており、今自身のタスクに対してどう取り組むか「明確なプランを持っている」と明かした。「チームは素晴らしいポテンシャルを持っている。私はそれをチームから引き出し、チームを軌道に乗せる必要がある。大事なのは、選手たちが再び自分たちの可能性の中に自信を見つけることだ」

 ハインケスは今季の目標設定について話すことを望まなかった。まずは「再び我々の試合に秩序をもたらすこと」さらに「現状を打ち破り、物事を落ち着かせることが重要だ。冷静な状態からしか力は発揮されない」とコメントしたハインケスは続けて、「我々の前にはやることが沢山ある」と語った。

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