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「ほんの小さなパズルピース」

プレーする喜びに溢れ調子を上げるバイエルン

 ユップ・ハインケスの国際舞台への帰還は、これ以上の望むべくもない形で幕を閉じた。自身にとり最後となったチャンピオンズリーグの試合 - FCバイエルンと共にタイトルを獲得したロンドン、ウェンブリースタジアム - から4年4ヶ月23日後、再びドイツ王者の監督に就任したかつての指揮官は、18日(水)の晩アリアンツ・アレーナでチャンピオンズリーグへの帰還をセルティック・グラスゴー相手に収めた3-0(2-0)の勝利で祝った。

 予選ラウンドのグループBで勝点を落とすことなく首位に君臨するパリ・サンジェルマンに次ぐ2位を確実なものとしたスコットランドリーグ王者との試合後、ハインケスは「チャンピオンズリーグの試合は特別なものだ。全ての雰囲気、気分に至るまでね。恐らくだからこそモチベーションもいくらか高くなるのだろう。仕事への喜びをひしひしと感じているよ」と語った。

改善の余地を見るハインケス

 だがFCバイエルンベンチへと復帰し2試合で2勝を挙げた72歳の同監督は全てにおいて満足しているとは言い難く、「我々は大部分において良い試合をし、信じられないほど多くの決定機を作り出した。もっと多くの得点を決める必要があった」と不満を口にし、「土曜日に比べ戦術的な部分は連携がとれていた。だがまだやるべきことが幾らかある」と続けた。

 主将トーマス・ミュラーが自身にとりチャンピオンズリーグでの40得点目となるゴール(17分)で勝利をお膳立てし、ヨスア・キミッヒ(29分)とマッツ・フンメルス(51分)が70,000人の観衆を前に、相手チームを試合序盤から圧倒しプレーする喜びに溢れたFCバイエルンの追加点を挙げた。得点者であるキミッヒは「僕達は非常に良い前半を戦った。僕達が勝ちに行くつもりでいたのは最初から誰もが目にしたはずだ。後半は完璧とは言えなかった。でも3-0は全くもって相応しい結果だと思うよ」と述べている。

バイエルンはチームとしてプレーする

 完璧な勝利にも関わらずハインケスは「勝利を確信した我々はあまりに多くのチャンスを与え粗雑だった。これについて話し合い、起こらないようにする必要がある」と改善の余地が残されていることを示唆し、「我々は勝利は確実だと思い込んだ。だがそのような考えを持つことは決して許されない。これは我々のチームにはあってはならないことだ。我々は試合開始直後から最後の1分に至るまで集中し、守り続けなければならない。常に0点に押さえることを最優先すべきだ」と続けた。

 スポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチは、チームに向け次のような称賛を贈った。「選手たちはチームとして非常に良いプレーを披露した。選手達は試合を楽しみ、一丸となって守備を行い、攻守の切り替えが改善されていた。すべてが良くなっていくだろう」と述べ、続けて「この試合は我々が再び軌道に乗るための道にある、ほんの小さなパズルピースに過ぎない」と付け加えた。

 10月21日(土)にはハンブルガーSVとの一戦が待っており、その後ライプツィヒ戦、セルティックFCとのCL第2戦、ボルシア・ドルトムント戦とサリハミジッチいわく「非常に難しい試合が続く」。セルティック戦でチャンピオンズリーグ100試合出場を成し遂げたアリエン・ロッベンは「僕達は一歩前進した。重要なことは、直近2試合を完封していることだ。良い道程にあるとおもうよ」とコメントしている。

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