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「彼らが戻ってきたことは重要だ」

良いパフォーマンスを見せた復帰選手

 怪我を負った多くの選手は、ハードワークをして負傷前よりも強くなって復帰することを誓うものだ。3-1でバイエルンが勝利した12月2日(土)のハノーファー96戦では、数人のバイエルン選手がその通り素晴らしいカムバックを果たした。この第14節でバイエルンのチームに復帰した選手は5人。ダヴィド・アラバとフランク・リベリーがピッチに立った時間は短かったが、両選手とも復帰を大いに喜んでいた。

 観客にスタンディングオベーションで迎えられたリベリーは、「何分プレーしたかはどうでもいい、重要なのはチームに戻ってきたことだ」と復帰の喜びを語った。また同選手は、この試合である記録を樹立した(関連記事はこちら)。リベリーとアラバは、ラフィーニャとキングスレイ・コマン、そしてトーマス・ミュラーが先発復帰し、力強いパフォーマンスを出すところをベンチから見守った。

アリアンツ・アレーナで奇妙な瞬間

 特にミュラーは、2回のアシストを記録するなど大活躍を見せた。リベリーの次に長くチームを離れていたミュラーだが、17分にまるで見本のようなクロスを上げると、アルトゥーロ・ビダルが頭で合わせ、バイエルンに先制点をもたらす。そして67分にもコマンのゴールをアシストし、FCBの再度のリードに大きく貢献した。このバイエルンの2ゴールの間には、FCBにとって奇妙な瞬間(24分)があり、またハノーファーがチャーリソン・ベンショップ(35分)のゴールで一時同点に追いついた。

 バイエルンは24分、ミュラーのパスからロベルト・レヴァンドフスキがシュートを決め、スコアは2-0になると思われた。しかしビデオ判定の結果、主審によってこのゴールは無効と判断されてしまう。ミュラーは試合後にその瞬間を振り返り、「少し奇妙だったが、正しい判断だった。あれはオフサイドだった」と認めている。そしてその直後にハノーファーにPKが与えられることになったのだが、ミュラーは「おかしな感じだったよ。2-0にしたと思ったら取り消しになり、ロングボール、そしてPK。あれで同点にされる可能性もあった」と続けた。

プレーへの喜びと共に強さを証明したFCB

 実際、そのPKでバイエルンのゴールネットは揺らされた。しかし多数の選手が走り出すのが早すぎたとして、やり直しになる。このニクラス・フュルクルクのやり直しのPKはスヴェン・ウルライヒがセーブし、バイエルンはリードを守った。しかし既に述べたとおり、35分のベンショップのゴールにより、前半は1-1で終了している。

 ミュラーはこの試合で多く走り、多くのチャンスに絡む活躍を見せた。同選手はハメスと共に最も多くのクロスを記録した。ハインケスが「彼は試合を活性化させ、強い闘志を見せた」とミュラーのパフォーマンスに満足を示すと、マッツ・フンメルスも「トーマスはとても重要だ。彼は僕たちのゲームに動きをもたらす。彼がピッチにいると、静的なシーンは明らかに少なくなる」とミュラーを称えた。

自己批判を忘れずに努力し続ける

 ミュラーもこの試合中に何度か良いチャンスに恵まれたものの、自分でシュートを決めることはできなかった。そのため同選手は、「自分でゴールするという強い意志をもっと持たなくてはならない」と自己批判したが、「でも全体的には満足できるよ」と付け加えた。それには、一致団結して強いチームパフォーマンスを発揮し、試合終了間際のレヴァンドフスキのゴールで3-1の勝利を収めたバイエルンの選手全員が頷けることだろう。

 リーグ首位のFCBはこのパフォーマンスによって、2位のRBライプツィヒとの勝点差を6ポイントに広げただけでなく、12月12日(火)のパリ・サンジェルマン戦に向けて更なる自信を蓄えることができた。0-3の苦い敗北を喫した9月の対戦を思い返し、ウルライヒは「もちろん1stレグとは違う顔を見せたい」と意気込みを述べた。バイエルンは力強いカムバックを果たせることをこれまでに示してきたが、チャンピオンズリーグでもそれを証明するつもりだ。

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