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あと2試合

ハインケス率いるFCB、難しい試合を制して勝点差を広げる

 バイエルン・ファンにとって、最終的にどうでもいいことだった。試合終了の笛が鳴った後、ファンは彼らのヒーローに向かって「スーパー・バイエルン!スーパー・バイエルン!」と声を張り上げた。しかし最下位1. FCケルンとの一戦が終わった後、ロベルト・レヴァンドフスキは「まったく良い試合ではなかった」と1-0(0-0)の試合について述べた。4日前に秋の王者(ブンデスリーガ前季首位)になることが確定したバイエルンにとって、実に順当な、しかし苦労して手に入れた勝点3だった。トーマス・ミュラーは「見るだけでも難しい課題だった。でも、重要なのは僕たちが勝ったことだ」と総括した。

 この勝利により、バイエルンは2位との勝点差を8ポイントから9ポイントに広げた。ウィンターブレーク前に残るはあと2試合。バイエルンはまず、12月16日(土)にシュトゥットガルトで今年最後のブンデスリーガ戦に臨み、その後20日(水)にドルトムントとDFBポカール・ラウンド16を戦う。「前季も終わりが近づいてきたことが感じられる」とミュラーが言うが、まだクリスマスを意識するべきではないと釘を刺すのはレヴァンドフスキだ。同ストライカーは、「僕たちが考えるべきなのは、今年最後の2試合についてだ。まだ身体に残る力を使いきらなければならない」と気を引き締めた。

レヴァンドフスキが守備を破るゴール

 ケルン戦では、バイエルンの選手たちに過去数ヶ月間の疲労が蓄積していることが見て取れた。FCB監督のハインケスは、「超守備的」な相手に対して「もっと運動量豊富で、機転をきかせ、スピードのある攻撃」をしなければいけなかっただろうと振り返り、「私たちはこの試合で何度もボールを動かし相手を疲れさせなければいけなかった。それに相手の裏を突くこともできなかった」と語った。同監督はハーフタイム後にキングスレイ・コマンとハメスをピッチに送りこみ、試合の流れを変えた。

 「実際、相手の守備を崩すということだけが問題だった」と述べたのは、決勝ゴールに大きく貢献したトーマス・ミュラーだ。同選手はジェローム・ボアテングからのロングボールをエリア内でヘディングでレヴァンドフスキに落とし、同ポーランド代表がこのチャンスをしっかりと決めた(60分)。ハインケス監督は、「彼はワールドクラスの選手で、私たちが彼を必要とするとき、いつもゴールを決めてくれる」と現在15得点でブンデスリーガの得点ランキングトップを走るレヴァンドフスキを称えた。

シュタルケ、「氷のように冷たい手」

 試合後、ミュラーは「1-0でリードを奪った後、僕たちは土曜日のことを考えてギアを一つ下げた」と語った。それにもかかわらず、コマンにはあと少しのところで2-0にするゴールを決めるチャンスがあったが、同選手の放ったヘディングシュートはクロスバーに嫌われた(66分)。試合終盤、ゴールキーパーのトム・シュタルケが活躍し、バイエルンの勝点3を守りきった。今節もスヴェン・ウルライヒの代わりに出場した36歳の同選手は、「ケルンは全力で僕たちのゴールへ向かってきた。そして実際にチャンスを一つ作った」とそのシーンを振り返り、「セーブできて嬉しかったよ。まったく簡単ではなかった。氷のように手が冷たいよ」と打ち明けた。試合終了後、シュタルケはチームとともにファンの前で跳ね、勝利を喜んだ。ミュラーは「僕たちはまだ2つの試合に勝たなければいけない、そうすればすべてオッケーだ」と、次の試合を見据えた。

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