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「今日はボールが入ってくれなかったね」

バイエルン、引き分けから素早く切り替える

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 アリアンツ・アレーナが自身にとって最も成果のある狩場だと、ロベルト・レヴァンドフスキは今シーズン何度も証明してきた。同ポーランド代表は開幕以来ホームで11試合連続ゴールを決め、ユップ・ハインケスが1972-73シーズンにボルシア・メンヒェングラードバッハで樹立した記録についに並んだ。

 2月24日(土)のヘルタBSC戦では、12試合連続ゴールを達成して新記録を打ち立てることが期待されていた。同時にこの試合はレヴァンドフスキにとってブンデスリーガ250試合目だったので、新記録樹立にふさわしい舞台といえただろう。しかし同ストライカーは、そのチームメイトと同じく対戦相手のゴールネットを揺らすことができず、試合は0-0で終了となった。

ヘルタの強固な守備

 バイエルンは、ヘルタの固い守備に穴を開けるために全てを試みた。そしていくつか良いチャンスを掴む。5分、レヴァンドフスキがファーポストでヘディングシュートを放ったが、ルネ・ヤーシュタインの好セーブに阻まれた。ヘルタの同GKはこの後も繰り返し優れたパフォーマンスを披露し、バイエルンのチャンスを妨げた。

 トップスコアラーのレヴァンドフスキは、序盤のチャンス以降も休むことなくヘルタのゴールを狙い続け、この試合最多となる計10本のシュートを放ち、バイエルン選手の中でも目立った活躍を見せた。ユップ・ハインケスも「彼は今日大変士気が高かったし、とてもたくさん走っていた。そしていくつかのチャンスを作った」と29歳の同選手を称え、「彼が得点できず、とても残念だ。レヴィはゴールで報われるべきだったと思うよ」と続けた。得点なしの引き分けという試合結果だったものの、同監督はレヴァンドフスキはじめ選手たちのパフォーマンスに不満はないようだ。

「OKだ」

 72歳のFCB監督は試合後、「スコアレスドローという結果になったが、私のチームは素晴らしい姿勢で試合に臨んだ。強い闘志を示し、特に前半は良いチャンスがあったが、それらを活かすことはできなかった。この勝点は受け入れられる、チームを批判しなければならない点はない。我々はたくさんのチャンスを無駄にした。珍しいことだが、そんな日もあるさ」とヘルタとの対戦を総括した。

 レヴァンドフスキと並んで最大の好機を手にしたのはフランク・リベリーだろう。同選手は36分、ペナルティーエリア内でアリエン・ロッベンのラストパスを受けてGKと1対1になり、シュートを放ったもののボールはクロスバーを越えてしまった。スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチは「今日はボールが入ってくれなかったね。それでもOKだ」と述べたが、これはバイエルン全員の意見を代表する発言といえる。

 「0-0に甘んじるよ。妥当な結果だ。僕たちはこの結果を受け入れる」と語ったのはマッツ・フンメルスだ。勝点2ポイントを取りこぼしたものの、バイエルンとリーグ2位のチームとの勝点差は今節終了時点で少なくとも17ポイントとなる。記録更新の機会を逃したレヴァンドフスキも、いつまでも悔やみ続けることはないだろう。ニクラス・ズーレは「わざわざ彼を元気づける必要はないんじゃないかな。きっとこれから、得点するために更に燃えると思う。それは僕たちチーム全体にとって良いことだ」と述べた。次のチャンスは3月4日(日)のフライブルクとのアウェイ戦だ。FCBのストライカーは既にこれまでに、ホーム以外のスタジアムでも多くの得点を奪うことができると証明してきている。

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