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「イースターとクリスマスが同時に来た」

天王山を控え圧勝に沸くスタジアム

 14日(土)、2018年度のリーグ優勝決定後初のホームゲームでFCバイエルンはボルシア・メンヒェングラードバッハを5-1 (2-1)で下し、アリアンツ・アレーナは沸きに沸いた。「ドイツリーグ覇者」と口を揃えてファンは歌い、選手たちはそれに相応しいパフォーマンスを披露した。ウリ・ヘーネスは「この試合は観衆にとり、イースターとクリスマスが同時に来たようなものだ」と賞賛を惜しまなかった。

 だが序盤の様相は圧勝を呼び込んだ終盤とは全く異なり、FCBはグラードバッハに苦戦を強いられた。ユップ・ハインケスが敢行した7つのポジションにおける先発メンバー変更は、目に見えて影響を与えた。同監督は「我々は自らのリズムを掴むまで20分から25分の時間を要した」と監督は述懐する。グラードバッハは立ち上がりからすぐに試合を攻勢を展開し、ヨシプ・ドゥルミッチのゴール(9分)で先制に成功した。

ハインケスへのプレゼント

 だがこのゴールは90分を通してスヴェン・ウルライヒのゴールに向かって放たれた唯一のシュートとなった。FCBの選手は監督の要望を思い出し、すぐさま反撃に転じた。今試合で2得点(37分、41分)を決めハーフタイム5分前に2-1と試合をひっくり返したサンドロ・ヴァーグナーは「彼は僕らがグラードバッハに勝つことを望んだんだ」と振り返った。FCBはこの勢いを失うことなく後半へと繋げた。

 ドイツ絶対王者は素晴らしい連携プレーで、ヘーネスが熱狂的に語ったように、正しくグラードバッハを「凌駕した」。ハインケスは「我々は主導権を握り、チームは相手を正に圧倒した。素晴らしいボール回しと決定機、もちろん得点に喜んだよ」とチームを褒めそやした。チアゴ(52分)、ダビド・アラバ(67分)とロベルト・レヴァンドフスキ(82分)の追加点で最終スコアは5-1となった。ヴァーグナーは「ハインケスはこの数ヶ月でチームに多くのものを与えてくれた。それに報いることができたのは素晴らしいね」と監督の本懐を遂げられたことに満足げな様子を見せた。

リズムを維持

 バイエルンは既に勝負が決まっていたにもかかわらず、監督のために全力を惜しまなかった。その好例とも言えるのは51分、グラードバッハのカウンターから抜け出した俊足のトルガン・アザールに、二クラス・ズーレが追いつきファウルを犯さずボールを奪った場面だ。ハインケスはチームが見せた意気込みを「このリズムを維持したいと考えている。我々は成功に貪欲だ。試合に勝ちたいと思っている、そうでなければポカール戦に悪影響を与えるだけだ」と説明している。

 FCBはまだ大事な試合を目前に控えており、17日(火)にはレヴァークーゼンで行われるDFBポカール準決勝へと臨む。セバスティアン・ルディは「好調を維持した、強いチームが僕らを待っている」と警鐘を鳴らす。だがそれは同様にFCBにも当てはまり、バイエル・レヴァークーゼン、及びレアルマドリードとの天王山をファンは「スーパー・バイエルン!スーパー・バイエルン!」のチャントを口々に斉唱し待ちわびている。チームがピッチ上で魅せたパフォーマンスは、今後も素晴らしい試合をファンに期待させた。

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