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33試合で27勝

FCB、「素晴らしい士気の高さ」で連勝継続

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 ケルンのラインエネルギーシュターディオンに試合終了の笛が鳴り響くやいなや、FCバイエルンのファン達は喜びに沸き立った。3-1(0-1)で1. FCケルンを下したFCBは、これでブンデスリーガ6連勝と今季33試合中27回目となる勝利を収めた。既に一週間前に来季の2部降格が決定したケルンのファンも、降格前最後のホーム戦でドイツ最多優勝記録保持クラブを相手に勇敢なプレーを見せたホームチームを、大歓声とスタンディングオベーションで讃えた。

 試合後にマッツ・フンメルスは「ケルンが1年でブンデスリーガに復帰できることを誰もが祈っている。僕にとってケルンは100%ブンデスリーガのクラブだ。彼らが早くまた昇格できることを僕も願っているよ。ここでまだ何試合かプレーしたいからね」と語った。FCB監督のユップ・ハインケスもまた、「ケルンが今一度一体感を取り戻し、再び一部へ昇格することを願っている。このようなスタジアムでプレーすることはいかなる選手にとっても特別なことだ」とケルンの健闘を祈った。

CL敗退が残した影響

 試合中のFCBのプレーに関して、ハインケスは部分的にしか満足していなかった。同監督は「あの火曜日の激しい試合の後では、再びブンデスリーガ・モードに切り替えるのは簡単ではなかった。ケルンは良いプレーを見せ、試合を難しいものにしたね。我々にはチャンスらしいチャンスが無かった」と、特に前半に関して苦言を呈した。FCBは前半、ケルンにより多くのゴールチャンスを作られ、ニクラス・ズーレの不運なオウンゴールによって1-0のビハインドを負ったままハーフタイムに入った。

 ヨスア・キミッヒは「前半はもちろん僕らのやりたいような試合ではなかった。でもあれで僕たちが機械なんかじゃないとわかったと思う。誰もがフィジカル面で火曜日の厳しい試合の影響を感じていたし、僕らがどのような形でマドリードで敗退してしまったかを考えれば、メンタル面も非常に難しい状態だった」と述べ、「あれは2日や3日で忘れられるものではないよ」と、4日前のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝戦でチームが敗れたことがこの試合に与えた影響を窺わせた。フンメルスも、「僕らも何とか気持ちを切り替えようとしたけど、それは簡単なことじゃなかった。僕らは再び戦い始めなければならなかった」と打ち明けた。

FCBが証明した「素晴らしい士気の高さ」

 だがその後迎えた後半、FCBはハメス・ロドリゲス、ロベルト・レヴァンドフスキ、そしてコランタン・トリッソのゴールで逆転に成功する。キャプテンのトーマス・ミュラーは「僕らは自分たちで声を掛け合っていた。僕らはFCバイエルンなんだから、どんな試合でも勝ちに行こうってね」とチームメイトとのやり取りについて語り、続けて「後半はプレースタイルとチャンスの活かし方が良くなった。前半、特に序盤の僕たちのプレーが少しぞんざいだったにしても、全体的に見て順当な結果になった」と試合を振り返った。

 ハインケスも「後半の我々は再び素晴らしい士気の高さを示した。このチームの持つクオリティを証明したんだ」と語り、前半の45分間と「全く違う」パフォーマンスを見せたチームを賞賛した。72歳の同指揮官は「我々は試合を支配し、ゴール前でチャンスを生み出し、それをものにした。重要なのは、この試合に勝利して連勝を続けられたことだ」と語り、試合後に再び柔和な表情を見せた。

 FCBスポーツディレクターのハサン・サリハミジッチも「FCBの選手たちは後半とても良いプレーをし、多くのチャンスを作り出しつつ試合を支配して勝利した」と、今季最後のアウェイ戦で勝ち取った勝利を喜んだ。週末のつかの間の休日を前に、ミュラーは「今から2日間の休みがあるから、少しのんびりすることができる。今季僕らにはあと2試合が残されていて、そのうちの1つはとても重要な一戦だ。僕らは先週までと同じように取り組もうと思っている」というコメントを残し帰路に就いた。

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