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「栄誉なことだよ」

ウルライヒへの贈り物

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 選手たちは南スタンドの前に立ち並び、通算28回目となるリーグ優勝をファンと共に祝った。既に恒例となったフンバのコール&レスポンスの音頭をとる選手を決める段階になると、ファンはスヴェン・ウルライヒの名を口々に呼んだ。満面の笑顔と共に同GKはファンから寄せられた信頼に喜びも露わにこの大役を引き受けた。

 29歳の同GKは「ファンが僕を選んでくれてフェンスに登るのを許された時は、ものすごく嬉しかったよ。これは本当に栄誉に値する。実に素晴らしい体験だったね」と破顔して見せた。重傷を負ったマヌエル・ノイアーの代役を任されることとなった同GKは、この栄誉に相応しい卓越したパフォーマンスをシーズンを通し披露し続けた。

 ウルライヒは「今シーズンは僕にとり素晴らしいものになった。多くの出場機会を得、チームを幾度となく助けることができた。もしかするとこれまでの僕の人生において最良のシーズンと言えるかもしれない」と述懐した。同GKは今季全34試合中29試合に出場し、12試合をクリーンシートで終える成績を残した。この功績を認め、ファンは同GKを月間最優秀選手に3度選出、トーマス・ミュラーは「年間最優秀選手」と評し、マヌエル・ノイアーはTVインタビューの最中に祝福のビールシャワーを浴びせ掛けた。そしてその後、アリアンツ・アレーナ全体が声を揃えてこう叫んだ。「ウルライヒ、フェンスに登れ!」

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