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「シャポー、ムシュー・リベリー」

ドッペルパック得点者にバイエルンが熱狂

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 3-0の勝利を収めたフランクフルト戦後、FCバイエルンの全員がクリスマス休暇に入ることを喜んでいたが、もしかしたらフランク・リベリーはプレーし続けたいと思っていたかもしれない。35歳の同選手は現在絶好調で、ブンデスリーガで3試合連続ゴールを決めている。そのうちの2ゴールは12月22日(土)晩のフランクフルト戦で記録されたものだ。

 この活躍により、同フランス人選手は今年最後の試合でのドイツマイスターFCBの成功の立役者となった。ハサン・サリハミジッチは「フランキーはこの試合のマン・オブ・ザ・マッチだよ。群を抜いていた。それも彼が決めた2ゴールだけにいえることではない。全ての重要なプレーに関わっていた」とリベリーを絶賛したが、このSDの言葉の正しさは統計データも証明している。リベリーは10kmという走行距離のほか、バイエルン選手の中で最も多い対人戦数を記録している。この結果として、リベリーは何度か痛みに耐え、治療を受けることになった。

ドッペルパック最年長記録

 しかしこれによって同ウィングが挫けることはない。バイエルンの攻撃のうち42%がリベリーのいる左サイドで記録されており、同選手はダヴィド・アラバ(32本)に次ぐスプリント数(31本)を誇る。まさにフランクフルト戦の79分、リベリーはスピードに乗ってフランクフルトのペナルティーエリアに向かい、ヨスア・キミッヒとのワンツーからGKケヴィン・トラップの前に走り出た。そしてしっかりと当てることができなかったにもかかわらず、リベリーは2-0となるシュートを決めた。

 同選手はこの日、既に35分にロベルト・レヴァドフスキのアシストで先制点を挙げていた。このフランクフルト戦で、リベリーはブンデスリーガで自身にとって10回目となるドッペルパックを記録。35歳と259日でのこの記録によって、リベリーはバイエルン史上、1部リーグで1試合複数得点を決めた最年長の選手となった。フランクフルト戦で同選手が見せた力強いパフォーマンスは、FCBのチームメイトにとっても同選手の年齢を疑う材料になったようだ。

フランク・リベリー
「僕はFCバイエルンを愛しているし、バイエルンも僕を愛してくれている」

 「シャポー、ムシュー・リベリー。確か彼は昨日22歳になったんだ」と冗談混じりの賛辞を口にしたのはトーマス・ミュラーだ。そしてカール=ハインツ・ルンメニゲにとっても、35という年齢は特別な意味を持たない。FCB代表取締役社長は「年を取りすぎている選手などいない。いるのは良い選手とそれほどは良くない選手だけだ。そして今週の試合を振り返れば、フランクは大変良い選手だ」と述べた。

 監督のニコ・コヴァチも「フランクは素晴らしいよ。彼のトレーニングやピッチでのパフォーマンス、そしてピッチ外でもクラブやチームのために費やす労力は大変大きい」と手放しで称える。そしてそれこそが決定的に重要なことだ。リベリーは常に全力を尽くす。マッチウィナーのリベリーは「ピッチに出たら常にチームとクラブのために100%の力を出す。ここには約12年いる。僕はFCバイエルンを愛しているし、バイエルンも僕を愛してくれている」と語った。しかし同選手もやはり、クリスマスの休暇を楽しみにしているようだ。

 リベリーは「これから休暇を楽しむよ。僕たちにはそれが必要だ。僕はとても努力しているし、今年は大きな怪我もなかった。休暇が終わり、年が明けてもそうであることを願っているよ。そして僕たちは2019年も今のようなパフォーマンスを続ける」と語った。今シーズン後半にまだ大きな成功を誓うリベリーだが、現在のコンディションを見れば多くを実現できるに違いない。

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