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力強いパフォーマンスで勝点差を縮める

「我々にとって素晴らしい週末となった」

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 「俺たちはバイエルンだ!俺たちはミュンヘンだ!さぁ行け、レッズ!」- 9日(土)にアリアンツ・アレーナでFCシャルケ04相手に3-1の勝利を収めたFCバイエルンの選手達はファンと共に勝利を祝った。この勝利を前に緊張感溢れる午後を過ごしたチームとファンにとって、その喜びはひとしおだ。「僕らは一歩前進した」とロベルト・レヴァンドフスキは喜び露わに語った。数時間前、誰がそうなることを予想し得ただろう?

 ニコ・コヴァチ率いるチームがスタジアムに到着した時、ボルシア・ドルトムントはTSG1899ホッフェンハイムをリードし、選手がバスを下りドレッシングルームに向かうまでに、勝ち点差は10ポイントに開いていた。だがこの道すがら、選手達は赤い壁に白く踊る文句をその胸に刻み込んだ。勇気と敬意、熱意と情熱、勝利への意気込み - 正にFCバイエルンがその後見せたパフォーマンスを形容するに価する言葉だ。

アシストを活かす

 レヴァンドフスキをはじめとするFCBの面々が、この夜勝利を渇望しているのは誰の目にも明らかだった。BVBが勝利を取りこぼしたことで、勝点差を詰めるチャンスが生まれたのだ。試合後レオン・ゴレツカは「僕らはドレッシングルームで、このアシストを活かさねばならないと話したんだ」と洩らした。キックオフからドイツ絶対王者はシャルケを圧倒、自陣へと押し込めると、コンパクトなフォーメーションと攻撃的なプレスで相手のミスを誘った。

 12分に相手陣内でチアゴがボールカットに成功、パスを受けたハメスが素早く前線へ縦のクロスを供給。ゴール前へ単身走り込んだレヴァンドフスキがカバーに入った両DFの1人、ジェフリー・ブルマのオウンゴールを誘発し1-0の先制点を奪う。その後もFCBは自信溢れるプレーに終始し – それはアフメド・クトゥチュに同点弾を許しても変わることはなかった(25分)。チームは団結を崩さず、すぐにこの失点へ正しい返答を返す。

監督の賞賛

 失点から104秒後、 先制点とほぼ同じ形でレヴァンドフスキが2-1となる勝ち越し弾を叩き込む(27分) – これは同時に同選手のアリアンツ・アレーナでの100ゴール目でもあった。コヴァチは後半からギアを下げながらも主導権を受け渡すことのなかったチームに対し「前半我々は実に良いプレーをした」賞賛を惜しまず、「我々は良い試合をし、120分(編注:水曜日のDFBポカール戦)の試合後我々が勝つことは重要な意味を持っていた」と試合を総括した。

 言い訳は許されない、だが試合が経過するにつれチームがベルリンで長い激闘を繰り広げた事実は明白だった。シャルケはその隙を突き反撃に転じるも、「我々が2失点目を許すという予感は全くなかった。その反対だ:我々は更に追加点を奪うべきだった」とコヴァチは述懐する。57分、チームはその言葉通りにダメ押しのゴールを挙げる。セルジュ・ニャブリがレヴァンドフスキのバイシクルキックからボールをヘッドで押し込んだのだ。

次へ向けた大事な一歩

 これにより3-1の勝利を収め、FCBはBVBとの勝点差を5ポイントに縮めた。またグラードバッハもヘルタに黒星を喫したため、FCBは順位表2位へと浮上している。会長のウリ・ヘーネスは「我々にとり素晴らしい週末だった」 と満足げな様子を見せた。この夜ブンデスリーガ100試合出場を達成したヨスア・キミッヒは「7ポイント差を5ポイント差まで詰めるのは、精神的にもこの上なく重要だった」とこの勝利の重要性を改めて強調した。「全体的に見て、今週の出来には満足している」とコヴァチも笑顔を見せた。だがバイエルンはこの勝利に目標を見誤るつもりは毛頭ない。ハサン・サリハミジッチは「良い一歩だ。我々は自分たちの試合に勝利することだけに集中している。連勝を重ねたいと思っている」と既に次なる目標を掲げた。

 レヴァークーゼン相手に喫した敗戦後、FCBは正しいリアクションを示し、直近9試合で8勝を挙げた。コヴァチは「我々は好調だと思っている。運動量も高く、戦術的にも長け、チームプレーも向上の一途にある」と語り、これをアウグスブルクにおいても繰り返すつもりだ。FCBは来る15日(金)、 ファンと共にFCアウグスブルクのホームで次なる勝点3ポイント獲得を狙う。「俺たちはバイエルンだ!俺たちはミュンヘンだ!さぁ行け、レッズ!闘い、勝利を挙げろ!」 - スタンドには声高く歌われるチャントが鳴り響くことだろう。

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