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「まだ3つの決勝が残っている」

引き分けでもライバルとの差を拡大

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 ライバルとの勝点差を広げたものの、それはわずかに止まった。4月28日(日)晩に行われた1. FCニュルンベルクとのバイエルン・ダービーは1-1(0-0)の引き分けに終わり、FCバイエルンの面々は複雑な感情と共に2時間かけてバスでミュンヘンへの帰路に就いた。驚くことにボルシア・ドルトムントが前日のホーム戦でFCシャルケ04に敗北していたため、もしもニュルンベルクに勝利できていれば、FCBはリーグ7連勝に向けて大きく前進できていたはずだった。

 監督ニコ・コヴァチは試合後、「とても腹立たしい。あと1回、もしくはそれ以上のチャンスを活かして勝点差を4にできていたはずだ。だがそうできなかった」と、完売のマックス=モーロック・シュターディオンで悔しさを滲ませた。CBマッツ・フンメルスは、「立ち位置は良くなった。こうなるとは週末が来る前には予想していなかったよ。でも勝点差を4にしておきたかったね。だが今日の僕たちはそれに相応しくなかった」とコメントした。

 降格の恐れのあるニュルンベルクは、試合冒頭から豊富な運動量と強い闘志を見せ、1位のバイエルンにゴール付近でチャンスを与えなかった。辛うじてバイエルンの好機となったのは、ダヴィド・アラバとハメスのクロスバー直撃に終わったFKと、レオン・ゴレツカのシュートだけ。しかしゴレツカのシュートはニュルンベルクGKクリスティアン・マテニアにセーブされてしまった。そして48分には驚くことにマテウス・ペレイラの得点でホームチームが先制する。バイエルンはようやく75分に途中出場のセルジュ・ニャブリが同点ゴールを決め、勝点1を獲得した。

終盤は混戦

 スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチは「我々はあまり良くなかった。自分たちのゲームを思うように展開させることができなかった。フレッシュさが足りなかったし、前に向かうプレーが全く見られなかった」と指摘し、「幸運にも勝点1を獲得できた」とまとめた。「幸運」というのは、ティム・ライボルトが終盤に得たPKをポストに当て、ニュルンベルク勝利への最大のチャンスを逃したからだ。一方でキングスレイ・コマンもアディショナルタイムにゴール50m手間で勝負を決める機会を手に入れたものの、マテニアとの1対1に敗れた。

 コヴァチは「ニュルンベルクは最初から最後まで我々に大変、大変苦戦を強いた。毎回激しくボールを奪おうとしてきたし、90分間ずっと情熱的なサッカーをし、守った」と説明した。そして、「最終的に、今日の我々は考えていたようなパフォーマンスを出せなかったと言わざるを得ない。何回もあまりにも簡単にボールを失ったし、普段と違い集中していないことが多かった」と反省すべき点を挙げた。

 それでもコヴァチはこの試合でのポジティブな点に目を向け、「もし勝てないなら、せめて負けてはならない」と元バイエルン監督のジョヴァンニ・トラパットーニの言葉を引用した。次の土曜日には「ビックポイント」(サリハミジッチ)を手にする次のチャンスとなるホーム戦がある。対戦相手はハノーファー96だ。47歳の現バイエル監督は、「計算は簡単だ、このために高度な数学は必要ない。BVBが残り全試合に勝利するならば、我々は勝点7ポイントを手に入れなければならない。この試合は終わったものとして、次に進む。我々にはまだ3つの決勝が残っている」と前を見据えた。

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