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「そうなれば素晴らしいね」

素晴らしい別れを夢見るロッベン

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 アリエン・ロッベンはフランク・リベリーと並び、この10年のFCバイエルンにおいて最も成功に貢献した選手のうちの1人だ。そしてリベリー同様ロッベンも今年の夏にFCBに別れを告げる。この10年はあっという間に過ぎたが、それはロッベンにとって良い印だ。5月14日(火)のプレストークにおいて、同オランダ人選手は「時間が速く過ぎたなら、それは良い時間だったんだ。楽しく、心地よい時間だったということになる」とFCバイエルンで過ごした時間を振り返った。

 ベルリンで行われるDFBポカール決勝は同ウィングにとってバイエルン選手として臨む最後の公式戦となるだろう。その時は1週間と数日後に迫っているが、ロッベンはまだそれについて全く考えていない。35歳の同選手は「ただ今についてだけ考えて、土曜日に向けて完全に集中している」と、現在はリーグ最終節のアイントラハト・フランクフルト戦にのみ意識を向けていると強調した。

明確なイメージ

「本当に特別な試合だし、僕の全エネルギーを土曜日に費やす」と述べたロッベンは、この決戦を待ちきれない様子だ。この試合で勝点1ポイントを獲得できれば、バイエルンの優勝が決まる。ロッベンは当然、できることなら先発して試合開始直後から全力を尽くし、自身のゴールでチームにタイトルをもたらしたいだろう ― 当時ウェンブリーでそうしたように。

 そのシナリオに「そうなれば素晴らしいね」と相槌を打ったロッベンは、「頭の中で既に3回土曜日の試合をシミュレーションしたよ」と打ち明けた。この試合がどのような結果に終わるべきかは明らかだ。ロッベンは「でもこれは単なる夢だ。夢は現実にしなければならないが、そうできると確信しているよ!」と自信を見せた。そうなればFCバイエルンで築いた唯一無二のキャリアで素晴らしい最後を飾ることになる。ロッベンは既にFCBで7回のブンデスリーガ優勝と4回のDFBポカール優勝を果たし、チャンピオンズリーグとUEFAスーパーカップ、FIFAクラブ・ワールドカップでも1度ずつ優勝している。FCBでのキャリアが終了した後、同選手の未来がどうなるかはまだわからない。まだ現役選手としてプレーを続けるか、引退するかはシーズンが終わってから考えるという。しかしその前に、更に2つのタイトルを獲得するつもりだ。

もう2試合に全力で臨む

 「常にもっと手に入れたいと思っている。そのためにプレーし、プロ選手として生きているんだ」と言うロッベンはまだ満足などしていない。まさにこの性質こそが彼の特徴であり、ファンに高く評価されている部分だ。ロッベンは「こういう性格なんだ、両親のせいかもね。このメンタリティーがなければ、これほど多く成し遂げられなかったかもしれない」と語り、時々チームメイトに「クレイジーだと言われる」こともあると打ち明けた。

 だがその満足を知らない性質によって、同選手はFCBのクラブ史上最も成功に満ちた時代に大きく貢献した。ロッベンは「クラブは素晴らしい成長を遂げたし、その力になれたことを誇りに思う」と述べると同時に、FCBへの移籍を「僕のキャリアにおいて最も重要で最善の選択だった」とクラブへの感謝を示した。アリエン・ロッベンとFCバイエルンは素晴らしい相性を示し、お互いを高く評価している。この素晴らしい一時代は、あと2つのタイトル獲得で有終の美を飾ることとなるだろう。

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