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「これ以上のことはない」

7連覇を祝うバイエルン

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 コランタン・トリッソはマイスターシャーレを抱えて踊り、アルフォンソ・デイヴィスも嬉しそうにこの初優勝の証を手に取っていた。そして得点王ロベルト・レヴァンドフスキもダンスフロアで素晴らしい才能を見せていた。シーズン最終節に5-1でアイントラハト・フランクフルトに勝利し、リーグ7連覇を達成した数時間後、バイエルンの選手や監督とコーチ陣、そしてクラブ幹部は共にタイトル獲得を祝った。

 完売のアリアンツ・アレーナにて公式優勝セレモニーとお約束の白ビール・シャワーを浴びた後、チームは内輪の祝宴会が行われるノッカーベルクに移動した。パウラーナーのビアガーデンでは既に2,500人のファンがチャンピオンとなったばかりのバイエルン一同を待ち構えており、選手たちはバルコニーに出てマイスターシャーレとレヴァンドフスキの得点王のトロフィーをファンに見せた。

 その後一同は広間に移動し、祝宴会が始まった。代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲはその挨拶において「疑問の余地なく、エモーショナルなシーズンだった」と2018-19シーズンを振り返り、最終節のフランクフルト戦に関しては「とても感動的だった。今日の試合を脚本にしたら、ハリウッド映画ができるかもしれない」と表現した。「第34節に優勝を決めることができたなら、誰でも満足できるだろう。これ以上のことはない」とルンメニゲが言う通り、最終的には誰もが喜べる結果となっただろう。

 主将マヌエル・ノイアーは「僕たちが信じ続け、高いモチベーションと正しい姿勢でシーズン後半に臨むことが大切だった。それを僕たちはしっかりと示した。前半から気持ちを切り替えて前を向いた。全力を尽くし、できることを全て行った。そして今、僕たちはマイスターシャーレを手に入れたし、来週はポカールを獲得するつもりだ」とスピーチした。同選手はふくらはぎの負傷により、シーズン最終節では残念ながらプレーできなかった。

 ルンメニゲは29回目のリーグ優勝にかかわった全ての人物、そして特に監督ニコ・コヴァチに対して感謝し、「これは君にとって最初のシーズンだったが、そこでマイスターになれるとは全く素晴らしいことだ。心から祝福する」と続けた。そして既にアレーナで公式に別れを告げたアリエン・ロッベン、フランク・リベリー、ラフィーニャに対して「今日はスタジアムで、バイエルン・ミュンヘンでこれまでで一番感動的な瞬間を経験したと思う」と語り、改めて3人との別れを惜しんだ。

喜び、感動、感傷に満ちた1日

 2011年夏のラフィーニャのバイエルンへの加入について、ルンメニゲは「素晴らしい移籍」だったと振り返り、「どの監督も、どのチームメイトも、ラフィーニャはロッカールームで最も重要な人物だと語っていた」と述べた。またリベリーとロッベンに関しては「過去10年のヨーロッパで最高のウィング」と称し、ロッベンが「最終節を前にして、今週ずっとまるで揚げ油のように熱くなっていた」ことを打ち明けた。そしてリベリーは2007年の最初の試合から「アリアンツ・アレーナのヒーロー」であったと述べ、「それから今日までヒーローのままだった。フランク・リベリーとバイエルン・ミュンヘンの絆が消えることはないと思う」と続けた。

 ここ10年で最もハラハラした優勝争いの末に感動と喜びで満たされると同時に、近づく3人の重要な選手との別れで感傷的でもあった1日の最後には華やかな祝宴会が行われ、関係者は夜遅くまで音楽とダンスを楽しんだ。監督コヴァチとチームは5月21日(火)に再びゼーベナー通りに集まり、RBライプツィヒ相手に行われるDFBポカール決勝に向けて準備を行う予定だ。コヴァチは「我々は来週、改めて高い集中力でトレーニングを行う。そうして二冠を達成するつもりだ」と宣言した。

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