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トリッソの古巣

対戦相手オリンピック・リヨンについて知っておくべきこと

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 チャンピオンズリーグ準々決勝でFCバルセロナ相手に信じがたい8-2の勝利を挙げたFCバイエルンは、準決勝でオリンピック・リヨンと対戦する。両チームは8月19日(水)現地時間21時(日本時間20日4時)に決勝進出を目指して対戦する。CL準決勝の対戦相手について知っておくべき重要な情報をfcbayern.comがまとめた。

総戦績はバイエルンが勝ち越し

2010年にリヨンに勝利し、決勝進出を喜ぶイヴィツァ・オリッチ、トーマス・ミュラー、アリエン・ロッベン

 バイエルンは過去に公式戦で8回リヨンと対戦している。その戦績は4勝2敗2分と、データ上はバイエルンが優勢だ。10年前に行われた前回の対戦と同様に、今回もチャンピオンズリーグ決勝進出がかかった戦いとなる。バイエルンがホームで1-0、アウェイで3-0の勝利を収めた当時とは違い、ハンジ・フリック率いるFCBがリスボンで行われる2020年のチャンピオンズリーグ決勝トーナメントでプレーするのは1試合のみだ。リヨンとの試合といえば、多くのFCBファンの頭にはイヴィツァ・オリッチのハットトリックが思い浮かぶだろう。右足、左足、そして頭で計3ゴールを挙げたオリッチの大活躍によって、当時バイエルンはマドリードのエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われる決勝に勝ち進むこととなった。

対戦相手のためにオリンピアシュターディオンでスタンディングオベーション

ジオバネ・エウベルは古巣のスタジアムでファンから熱狂的に迎えられた。

 2度の敗北のうちの1つも、忘れられない思い出だ。しかしそれは、敗北にもかかわらずFCBがグループ2位としてラウンド16進出を果たしたからではなく、バイエルン・レジェンドのジオバネ・エウベルがゴールを決めたからだ。ブラジル出身の元FCB選手は2003年8月にバイエルンからリヨンへと移籍し、その3カ月後に完売の古巣オリンピアシュターディオンでFCBから見て1-2となるゴールを挙げた ― それにもかかわらず、59,000人の観客は長らくFCBファンのお気に入りだったエウベルのゴールを熱狂的に祝福した。

リヨンにとっては不安定なシーズン

 2018-19シーズンをパリ・サンジェルマン、LOSCリールに次ぐ3位で終えてチャンピオンズリーグ出場権を獲得したオリンピック・リヨンだったが、2019-20シーズンは同クラブにとって不安定なシーズンとなった。シーズン開幕からわずか3カ月後の2019年10月には、成績が振るわなかったブラジル人監督シウヴィーニョに代わって新たにリュディ・ガルシアが監督に就任した。新型コロナウイルスの感染拡大のためにフランスのリーグ・アンが3月に中止され、7位でシーズンを終えたオリンピック・リヨンは、クープ・ドゥ・フランス(準決勝で1-5で敗退)とクープ・ドゥ・ラ・リーグ(決勝でPK戦の末5-6で敗北)でもタイトル獲得は叶わなかった。リヨンは両カップ戦でフランス歴代王者のPSGに敗北を喫した。

リヨンがCLでサプライズ

大きな喜び:オリンピック・リヨンは準々決勝で元バイエルン監督ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティを3-1で下し、準決勝進出を決めた。

 しかしチャンピオンズリーグでは様子が違った:同じく準決勝進出を果たしたRBライプツィヒに次いでグループステージで2位となったリヨンは、SLベンフィカとゼニト・サンクトペテルブルクを抑えてラウンド16進出を決めた。そこでクリスティアーノ・ロナウド擁するユヴェントスと対戦することになったが、コロナの影響で中断する前に行われたホーム戦で1-0の勝利を挙げていたため、再開後の2ndレグで1-2の敗北を喫したもののベスト8進出を果たした。そして準々決勝の対戦相手はやはりヨーロッパサッカーの強豪であるマンチェスター・シティになったが、ペップ・グアルディオラ率いるイングランドのチームを3-1の勝利で下して準決勝へと駒を進めた。リヨンが来季チャンピオンズリーグに出場するためには、今季同大会でタイトルを獲得しなければならない。ところでリヨンがCL準決勝進出を果たしたのは同クラブ史上これが2回目で、決勝まで進んだことはまだ1度もない。2010年のCLは準決勝でFCバイエルン相手に敗退を喫している。

トリッソにとっては古巣との対戦

コランタン・トリッソは2017年にFCバイエルンに移籍する前にオリンピック・リヨンのユースチームでプレーしていた。

 FCバイエルンからリヨンに移ったエウベルに対して、フランスの同クラブからミュンヘンに移籍を果たしたのはコランタン・トリッソだ。2017年に22歳でバイエルンに加入した同フランス人MFはリヨンのユースチームで年代別の育成を受け、フランス代表入りを果たすまでに成長した。トリッソは2018年にフランス代表としてW杯王者に輝いている。

リヨンの現在の人員状況

 フリックと同様に、オリンピック・リヨン監督のガルシアもチームのメンバー全員を起用できる状態にある。ガルシアは準々決勝後の記者会見で、「シティ戦の後で、選手たちは当然疲れている。マルサウは足をつってしまった。可能な限り早くリカバリすることが重要になる、バイエルン・ミュンヘン戦はもう目前に迫っている」と述べた。リヨンはバランスの取れたチームであり、中でも有名なのは26歳のオランダ人選手メンフィス・デパイと、シティ戦でも2ゴール挙げたトップストライカーのムサ・デンベレ(24ゴール)だろう。直近の試合結果はこのチームの強さを印象的に示している。

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