Erstellt am 24.02.2021 um 13:07 Uhr
ハンジ・フリックの最大の願いは、既にチームによって事前に叶えられた。監督の56歳の誕生日を1時間後に控えたFCバイエルンは13日(火)の夜、SSラツィオを4-1(3-0)で下し、3週間後にミュンヘンで臨む2ndレグに向けてフリックが望んだ「良いスタート地点」を上回ると言っても過言ではない結果を出した。スタディオ・オリンピコ開催のラウンド16・1stレグの試合後、「全員が期待に応えた。我々は非常に良いチームパフォーマンスを披露した」とフリックは「非常に満足している」様子も露わに語った:「我々は準々決勝進出を目指し、それに一歩大きく近づいた」。
立ち上がりから攻撃的なバイエルン
その旅路がどこへと向かうべきか - FCBは敵地で立ち上がりから対戦相手を圧倒し、その答えに疑問の余地を挟まなかった:「マッチデー・モードをピッチで発揮することに成功したよ。僕らは最初から攻撃的で主導権を握った」とレオン・ゴレツカはバイエルンの力強いパフォーマンスを表現。ここ2試合のビーレフェルト戦とフランクフルト戦で、26歳の同選手曰く試合に序盤に幾分 「寝過ごしてしまった」ドイツ絶対王者だが、ローマではキックオフ直後から真価を発揮した。
CL直近18試合で17勝
試合開始早々の9分には、ラツィオのキーパー、ペペ・レイナへの精確さを欠くバックパスを奪ったロベルト・レヴァンドフスキが先制点を奪った。ジャマル・ムシアラ(24分)が追加点を挙げバイエルンがリードを2点差に広げると、ハーフタイム直前にはレロイ・サネ(42分)がゴールを陥れ、更にフランチェスコ・アセルビ(47分)のオウンゴールで2ゴールを追加、チャンピオンズリーグ直近18試合での17勝目を磐石とした。直後にホアキン・コレア(49分)が1点を返すが、最早結果を覆すには至らなかった。フリック率いるチームはプレスを高く保ち、ラツィアーリを自陣ゴールから遠ざけた。主将のマヌエル・ノイアーは「インテンシティとアグレッシブなアプローチが勝利の鍵を握っていた」と試合後に言及した。
27日(土)にFCBは1.FCケルンと対戦
ここからは、ローマで得たこの勢いを来るべき試合へ繋げていくことが課題となる。24日(水)、バイエルンの面々は今週末のブンデスリーガ第23節の1.FCケルン戦(27日土曜日、ドイツ時間15時30分、日本時間23時30分キックオフ)へ準備の開始する前に、まずはリカバリーを急がねばならない。リーグでも同様にFCBは素晴らしい前提条件にある。首位に君臨するバイエルンは、このアドバンテージを維持するつもりだ。
FCバイエルンがラウンド16対SSラツィオ戦1stレグであげた勝利に関するデータ: