presented by
Menu
「ファンタスティックな」締めくくり

ラーム、ロッベン、バランスと共にライプツィヒ戦に臨む

 ドイツサッカーリーグ機構の試合日程を決めた人物は、大いに褒められるべきだ。ドイツマイスターのバイエルンと昇格組ライプツィヒをウィンターブレイク前最後の試合日に対戦させることは、実に良い選択だった。クリスマスの数日前、水曜日夜(現地時間20時、日本時間翌日4時)に行われるこの試合は、勝点同数であるブンデスリーガ1位と2位の頂上対決となる。この対戦について、カール=ハインツ・ルンメニゲは「現時点のドイツサッカーにおけるトップゲームだ。シーズン開幕当時、誰が予測できただろう?」と言い、カルロ・アンチェロッティは「サッカーを愛する全ての人にとって、ファンタスティックな試合だ。重要だが、決定的な試合ではない。だがもちろん、我々は勝つつもりだ」と語った。

 クリスマスの数日前に行われる今年のフィナーレで、バイエルンは最も大きな抵抗を予想している。ルンメニゲは、「ライプツィヒは他のどのチームよりも我々を苦戦させるだろう」と考え、間もなく終わる今シーズン前季での同クラブのパフォーマンスを「凄まじい強さだった。チームと監督が成し遂げたものに大きなリスペクトを抱いている」と称賛した。

カルロ・アンチェロッティ
「我々は、我々自身のクオリティーに集中しなければならない」

 「標準的なパフォーマンスでは、ライプツィヒ相手には不十分だろう」と言うのはマッツ・フンメルスだ。他のバイエルンメンバー全員や全てのサッカーファンと同じく、フンメルスも「彼らは最初の試合日からとてもレベルが高かった。これほど優れた戦果を出すとは、誰も予期していなかった」と、昇格組ライプツィヒの快進撃に驚いている。そしてアンチェロッティも、「ライプツィヒは全ての人々にとってサプライズだ。彼らは大きな情熱をもった若いチームだ。チームとしてプレーし、激しさがあり、素早くカウンターを仕掛ける」と評価した。

 アンチェロッティは、対戦相手の持つこれらの長所に対し注意する必要があると警告する。だが57歳のFCB監督は、「しかし我々は、対戦相手の特徴よりも、我々自身のクオリティーに集中しなければならない」と強調し、「何も変える必要はない。そうではなくて、我々は自分たちのスタイル、自分たちのアイデンティティと集中力で試合をコントロールしなければならない」と語った。FCB監督曰く、一年の最後の試合で勝利を収めるための「鍵」となるのは、守備と攻撃の「バランス」だ。

ラームとロッベンが復帰か

 ライプツィヒ戦においてアンチェロッティが人員に関して頭を抱えることはなさそうだ。負傷中のジェローム・ボアテング、キングスレイ・コマン、ジュリアン・グリーンの離脱は続くが、アリエン・ロッベン、フィリップ・ラーム(2人とも筋肉系の怪我)が頂上決戦に間に合うコンディションであることが火曜日、分かった。「ロッベンは大丈夫。ラームも大丈夫。彼らは今日トレーニングした。問題ない」と監督。そして、先発メンバーはすでに頭の中にあることを示唆したが、最終的な決断は「試合当日に行う」とコメント。だが、「革命を起こすつもりはない」と、大きく変えるアイデアはないことを強調した。

 つまり、2016年最大の試合に向けて準備は整ったということだ。トーマス・ミュラーは、「スモール対ビッグ、昇格組対バイエルン・ミュンヘン - ドイツサッカー全体にとって、この試合は一年の締めくくりとしては最高だ。僕たちにとっても、勝てれば最高となる」とライプツィヒ戦を心待ちにした。

対戦相手情報:

スポーツディレクター、ラルフ・ラングニック「個々の質で言えば、我々がかつてプレーした中でおそらく最高の対戦相手となる。アウェイで勝利したいのであれば、完全に限界まで引き出されたパフォーマンスが求められる。だが、自分のチームを信頼している。すべてが可能だが、マストなものはない。つまり、我々にとって水曜日の試合はボーナスマッチだ。この試合で得られるものは勝利だが、失うものはない」

ラルフ・ハーゼンヒュットル監督「FCバイエルンは世界最高峰のチームのひとつだ。我々は勇敢に、明確なプランを持って、さらに自信を持って臨む。恐れはしない。私が望むのは、対戦相手が合計110km以上走らされ、翌日にRBライプツィヒと戦ったんだということをひしひしと感じることだ。できるだけFCバイエルンを苦しめたい」

欠場する選手:マーヴィン・コンパー(足首の怪我)、ケン・ギプソン(足首骨折)、ルーカス・クロスターマン(十字靭帯断裂)、キリアコス・パパドプーロス(膝の怪我)

出場が微妙な選手:マルセル・ハルステンベルク(大腿打撲)、ナビー・ケイタ(大腿の怪我)