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フライブルクをホームに迎えての最終戦

有終の美を望むアンチェロッティ

 アンチェロッティによる笛の一吹き、それによりシーズンのフィナーレを飾るSCフライブルク戦へ備えた今季最後、そして何よりフィリップ・ラームとシャビ・アロンソにとって最後となるトレーニングが終了した。週末現役を引退することになる偉大なサッカー選手両名への敬意を表す為、FCバイエルンの職員一同はトレーニング場に集い、花道を作った。

 別の役職に就きFCバイエルンに留まることになったトム・シュタルケ、アシスタント・コーチのヘルマン・ゲルラントと共に、引退を目前に控えた選手は拍手に送られてドレッシングルームへの道を辿った。アンチェロッティはその後行われた記者会見で「とてもエモーショナルな日だった」とトレーニングを振り返り、「彼らを指導したことに誇りを感じる。だが同様に悲しくもある、2人の非常に重要な選手を失うことになるからだ」と内心を吐露した。

「勝ちに行く」

 20日(土)、シーズン終了を迎える対フライブルク戦で、彼ら両名はまだメンバー表に名を連ねている。既に優勝は決まっているが、イタリア人の同監督は2選手に最後の贈り物をしたいと考えている。57歳になる監督は「ラームとアロンソにとって最後の試合であり、勝ちたいと思っている。我々は来季欧州戦参戦を望む強い対戦相手を迎えることになる」と語った。

 ブライスガウからの訪問者は現在順位表6位につけ、引き分けでもヨーロッパリーグ出場圏内の7位を確保することが可能だ。それに見合うだけの高いモチベーションを持った戦いぶりを、クリスティアン・シュトライヒ率いるチームはミュンヘンで見せることになるだろう。起用を諦める必要があるのはMF、オヌル・ブルトだけとなっているSCフライブルクの指揮官は「なぜ我々が今いる場所にいるのか、それを見せたい」と力強く語った。

得点王の大砲と共に祝勝会を

 だがFCバイエルンにとっても勝利は重要な意味を持つ。2007-2008シーズン以来ホーム戦を無敗で終えることができる一方、勝点82ポイントを獲得すれば最多勝点数でブンデスリーガ史上4位につけることができる。それに加えロベルト・レヴァンドフスキにとっては得点王獲得がかかっている。ポーランド出身の同選手は現在30得点でピエール=エメリク・オーバメヤン(29得点)を退け、得点ランキングで首位を守っている。

 アンチェロッティは「レヴァンドフスキは素晴らしいシーズンを戦い、彼が大砲を獲ることができれば我々全員にとり喜ばしいことだ」とフォワード選手の幸運を祈った。それが叶えば祝勝の理由が1つ増える。試合に引き続いて、ラームへマイスターシャーレが授与されるからだ。既に数週間も前から皆が待ち望んでいた瞬間がようやく訪れるのだ。だがアンチェロッティは懸念を隠さない。

 「私は問題を抱えていてね。走ることができないんだ、膝に故障を抱えていてね」と間近に迫ったシャンパンシャワーならぬ白ビールシャワーについて、彼はジョークを飛ばしてみせた。だが選手達は一切の罰則を恐れることなく、彼に白ビールを浴びせかけることができるだろう。アンチェロッティは笑ってみせた。「無礼講だ、私の準備はできている!」

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