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グループリーグ最終節

最高レベルでの力試しを心待ちにするバイエルン

 有終の美を飾るのは、正に大一番とも言える試合だ。12月5日(火)現地時間20時45分、日本時間翌4時45分)に行われるCLグループステージ最終戦で、FCバイエルンはパリ・サンジェルマンとの決戦をホームスタジアム、アリアンツ・アレーナで迎える。パリで0-3の完敗を喫してから2ヶ月後、FCバイエルンにとり目下の急務はGKのスヴェン・ウルライヒが強調する様に「1sレグとは別の顔」を示すことにある。全てが上手くいけばドイツ歴代王者にはまだグループBの首位を奪還する機会も残されているのだ。

 ウルライヒはフランスリーグを昨季2位で終えたパリ・サンジェルマンとの対戦を前に、「挽回すべきことがある。第1戦とは違うFCバイエルンを披露したいと思っているよ、特にホームの観客を前にしてはね」と語った、マッツ・フンメルスもまた「ただ試合に勝つことを望んでいる」との最優先事項を強調しつつも、「もしも非常に上手く試合が運べば、十分な点差になるかもしれない。でも僕たちは先ず試合に勝つつもりで臨み、それ以外のことは全て結果を待つ必要があるね」と続けた。

 CLゴールレコードを持つPSG

 PSGとの直接対決に勝ちグループ首位でラウンド16へと駒を進める為には、FCBは4得点差の勝利を収める必要がある。チャンピオンズリーグでこれまで5戦全勝、勝点を一切取りこぼすことなく15ポイントを獲得し、得失点差24:1でFCB(12ポイント、得失点差10:5)を抑え首位に君臨するチーム相手に、これは決して容易に成し得る課題ではない。

 フンメルスは「今季信じられないほどの好調を維持し、チャンピオンズリーグのグループステージで、既に最多ゴール記録を打ち立てたチームと僕たちは戦うことになる」と現状を分析し、「パリのチーム相手は強く、僕たちが限界に近い素晴らしいパフォーマンスを発揮する以外には、またパリの調子が悪くなければ、不可能に近いものだと現実的に考えるべきだろう。グループ1位突破は実現の可能性が低い夢だけど、でもそれがなんだ。グループ2位でもラウンド16ではチャンスはあるよ」と言葉を続けた。

 現実的なハインケス

 ダヴィド・アラバが力強く話したように、まず大事なことは「本質的なことに集中すること」だ。「僕達はしっかり準備してこの試合に勝つ姿勢で臨む。それが僕達の目的だ。簡単ではないことは分かっているよ。僕達は僕ら自身、また試合、クオリティーに集中しなければいけない。監督が決めたことをピッチ上で実行しなければいけない」

 そしてユップ・ハインケスはグループリーグ最終節を前に現状を現実的に捉えるべきだと警告し、「グループリーグで首位を勝ち取るために戦う、と場違いなことを言うつもりはない」と説明する。「威信がかかっている。第一戦のことを忘れさせるような試合をしたい。良い心構えで試合に臨むだけではなく、素晴らしい試合をし、そして我々が今まで通りヨーロッパのトップクラブの一つに数えられるだろうことを私は確信している。最高レベルでの力試しとなるだろう」

 ハノーファー戦と同じメンバー

 3日(土)のブンデスリーガ、ハノーファー戦からハインケスは選手の変更を行うつもりはない。同監督は「我々はハノーファー戦と同じメンバーで戦う」と話したが、先発メンバーについては試合当日に決める予定だ。トーマス・ミュラーとフランク・リベリーは土曜日の試合で怪我による長期離脱からの復帰を喜んだが、バイエルンのハインケス監督は両選手とも早期に無理はさせない考えだ。キングスレイ・コマンもハノーファー戦後に軽傷を負ったと同監督は明かした。

 先週末、リーグ・アンで首位を独走するパリ・サンジェルマンが、昇格チームのストラースブルクに1対2で敗れ、今シーズンの公式戦で初の黒星を喫したことについて、バイエルンの選手たちは誰一人として過剰評価するつもりはない。かつてパリ・サンジェルマンでプロデビューを飾ったキングスレイ・コマンは「その敗北は僕にとってチームのクオリティーを変えるものではなかった」と説明する。ロベルト・レヴァンドフスキは「僕たちは、守備的にうまくプレーし、攻撃的に強く攻めることにただ集中している。僕たちはパリ・サンジェルマンよりも良いチームだということを見せるつもりだ」と話した。

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