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ポカール決勝が最後のハイライト

「ドイツのウェンブリー」を楽しみにするハインケス

 ユップ・ハインケスは5月18日(金)、最後の試合前記者会見に臨んだ。73歳の同監督は、19日(土)夜のDFBポカール決勝(現地時間20時、日本時間翌日3時)でその偉大なキャリアを終えることになる。ハインケスは「もちろん感動が湧き起こるに違いない。ベルリンは素晴らしい雰囲気で、ドイツのウェンブリーだ。私の経歴にきっと更なるハイライトが加わるはずだ。後に良い思い出になるようなね」と、最後の試合が素晴らしいものになることを確信しているようだ。

 2013年にクラブに三冠をもたらした監督が数年後に本当に良い気分でこの試合を思い返せるためには、バイエルンが勝利し、ポカールを獲得する必要がある。そのためハインケスはこの1週間、チームにもう一度「多くのディテールをプレー」させた。特に監督を喜ばせたのは、このチームに2017年9月以来初めてマヌエル・ノイアーが加わったことだ。中足骨の骨折から復帰したFCBキャプテンはポカール決勝のメンバーに入る予定だが、ハインケスは同GKについて「最初からはプレーしない」と試合前日に明言した。

ミュラーは起用可能

 またハインケスは、この数日間胃腸炎に罹っていたトーマス・ミュラーは再び「完全に復調した。彼は先発出場が可能だ。全く心配していないよ」と報告した。それに対して負傷中のジェローム・ボアテング、アルトゥーロ・ビダル、そしてアリエン・ロッベンは欠場が決まっている。

 多くの専門家は、今季ブンデスリーガ優勝に輝いたFCBをDFBポカール優勝候補の本命に挙げている。しかしハインケスにとって、状況はそのように明白ではない。「アイントラハトはブンデスリーガでとても良いシーズンを過ごした。そして彼らは昨年に続き、今年もポカール決勝進出を果たしている」と説明し、「彼らは大変意欲的で、野心と情熱がある。そして良いサッカーをする。我々は警戒している」と、今季8位でシーズンを終えたフランフルトとの対戦を前に気を引き締めた。

餞にポカールを

 マッツ・フンメルスも監督と同意見で、「これは難しい課題だ。ポカールを手にするために、絶対にトップパフォーマンスを出さなければならない」と意気込んだ。フンメルスにとって、対戦相手の監督ベンチに未来のバイエルン監督ニコ・コヴァチが座ることは特別な意味を持たない。29歳の同DFは「僕たちはポカール優勝を果たしたい、最も重要なのはそのことさ」と改めて強調した。

 チームホテルに帰る前に、ハインケスとフンメルスは写真撮影のためにポカールの横に立った。決勝を前に両者が既に熱くなっていることは、その目を見れば明らかだった。ユップ・ハインケスの偉大なキャリアの最後を飾るビックマッチに向けて、バイエルンの準備は万全だ。

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