presented by
Search Fill-1
Menu
もう一度「全力を振り絞る」

前期最終戦に向けて準備万端のバイエルン

Increase font size Text size

 冬季中断期間を前に今1度、FCバイエルンが「全力を振り絞る」ことをニコ・コヴァチ監督は21日(金)に要求した。今シーズン前期の締めくくりに、チームは今後の命運を左右するアイントラハト・フランクフルトとの一戦に挑む。同対戦は昨季のDFBポカール決勝(3-1でフランクフルトの勝利)、スーパーカップ決勝(5-0でバイエルンの勝利)のリベンジマッチというだけにとどまらない:

スーパーカップは「忘れる必要がある」

 第17節の火蓋は21日(金)の晩、首位ボルシア・ドルトムント(39ポイント)と2位で追走するボルシア・メンヒェングラードバッハ(33ポイント)の一戦により切って落とされる。ライバルチームのどちらかが勝点を落とすことになり、2位と同ポイントで3位につけるFCバイエルンはこの利を生かし、上位陣とのポイント差を詰めることが出来る。コヴァチは「他チームが躓けば、すぐに追い越すことが可能だ」と正鵠を射、「我々は勝点差を6ポイントのみに抑えるため、トップパフォーマンスを発揮する必要がある。もしかすると、更に縮まる可能性すらある」と続けた。

 フランクフルトでの試合がどれほど難しいものになるかを、47歳の同監督はその身を以って知っている。この夏まで対戦相手の監督としてベンチから指示を飛ばしていたからだ。 SGEは「高いテンポを保ち、攻撃的に前線から守備を行い、相手のミスをうかがう。対抗策を持つ必要がある」と同監督は警鐘を鳴らす。シーズン開幕前の5-0での勝利は「忘れる必要がある」。アイントラハトは成長を遂げ、ルカ・ヨヴィッチ(リーグ戦12得点)、セバスティアン・アレア(9得点)、アンテ・レヴィッチ(5得点)を揃えた攻撃陣は圧倒的な得点力を誇る。「この3選手は前線で良い仕事をしている」とコヴァチは感銘も露わに語った。

コマンが帯同

 アウェイ戦に最も強いチーム(18ポイント)として、ドイツ絶対王者はマイン河畔の100万都市へ胸を張って乗り込む。だがチーム内でのフランクフルトに対する畏敬は、決して小さいものではない。主将のマヌエル・ノイアーは「彼らは非常に良い前半戦を戦った。厳しいものとなるだろう」と認め、ヨスア・キミッヒもまた相手を「フランクフルトでの難しいアウェイゲーム」で前期最終戦で打ち破るべき「難敵」と形容した。

 加えてバイエルンはベストメンバーで試合に臨むことができない。イングリッシュウィークは拭い去ることのできない痕跡を残した。長期離脱中のアリエン・ロッベン(大腿部の問題)、ハメス(膝の外側側副靭帯部分損傷)、コレンティン・トリッソ(十字靭帯損傷)に続き、RBライプツィヒとの激戦によってセルジュ・ニャブリ(禁断裂)、レナト・サンチェス(警告退場)を欠くこととなった。キミッヒは「僕らは少しばかりテンポを失うことにある」と憂慮する様子を見せた。だからこそ前節、負傷により退場を余儀なくされたキングスレイ・コマンが週末の試合に間に合うことは重要な意味を持つ、とコヴァチは強調した。

フランクフルトからの宣戦布告

 対戦相手からのメッセージは明白だ:「我々はバイエルン相手にしっかりと勝点3を狙っていく」とアイントラハトのスポーツディレクター、フレディ・ボビッチは自信も露わに宣言し、「フランクフルトのスタジアムを要塞とする」と続けた。ケヴィン・トラップも同様にフランクフルトの勝機を見出している:「僕らはこの数ヶ月間、ホームでより多くを掴み取っていることを示してきた」とフランクフルトのGKは語り、「観客にとっても、クリスマス前の素敵な締めくくりだ。誰もが楽しみにしているよ!」と意気込んだ。

 順位表5位に位置する同チームの陣容状況に、さほど大きな問題はない。フランクフルトの監督、アディ・ヒュッターは「ほとんど全員が出場可能だという前提でいる」と21日(金)の試合前記者会見で発言した。脹脛の負傷で長期離脱中の主将、ダヴィッド・アブラハム以外にも、長谷部誠(筋肉の問題)が欠場する見通しだ。

News