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「このような試合のためにサッカーをしている」

「全てを賭して戦う」 – バイエルンが巻き返しに向け奮起

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 続けろ、さらに続けろ!13日(火)の夜(現地時間21時、日本時間翌日4時)、パリ・サンジェルマンとの1stレグを2−3で落としたFCバイエルンは、準決勝進出をかけパリで再び自らが有する捲土重来のクオリティを最大限に引き出す必要がある。だが困難な状況下にも関わらずバイエルンは確信と自信を失ってはいない:「僕たちの方が優れたチームだから、次ラウンド進出を確信している」とヨズア・キミッヒは雄弁に語った。

 ディフェンディングチャンピオンはチャンピオンズリーグにおけるこのような「オール・オア・ナッシング」の1戦を、欧州のどのクラブよりも熟知している。同対戦でFCバイエルンはCLノックアウトラウンドの100試合目を迎える – この大台を達成したクラブはこれまでレアル・マドリードだけだ。試合の詳細について前日リポートでお伝えする。

 12日(月)FCバイエルンはPSGとの一戦へ向けて準備を進めた。トレーニング風景を収めたベストショットはこちら:

バイエルンの状況

 ハンジ・フリック監督指揮するチームは不運な結果に終わった1stレグの後、憤激を胸に秘めフランスの首都へと乗り込む。リュカ・エルナンデスが認めたように、優勢(シュート数31対6)を活かしきれず溜め込んだ「フラストレーション」から、バイエルンは2ndレグでポジティブなエネルギーを引き出すつもりだ:「偉大な選手を含めたチーム全体のモチベーションは非常に高い」と25歳の同フランス人選手はチームの状況について言及。監督のヘフリックも同選手に同意する:「簡単な課題ではないことは知っている。だが全力を賭して挑むつもりだ」。FCBが次ラウンド突破を果たすには、パリで最低でも2得点を挙げる必要がある - だがPSGが1stレグ同様仕掛けるカウンターからの反撃を阻むためには、トーマス・ミュラーが表現したように的確な「リスク管理」も逆転を狙う上で鍵を握る。「僕らは最初から力技で押し切るようなことはしない。でも早い段階での得点を目指すつもりだ」と31歳の同選手は語った。

 ヨズア・キミッヒがパリでの1戦に向け目指す方向性を示した:

対戦相手パリ・サンジェルマン

 PSG監督のマウリシオ・ポチェッティーノ監は2ndレグに向け相手の猛攻に備えている:「バイエルンは王者だ。彼らは我々に苦戦を強いてくるだろう。我々はボールをキープせねばならない」と49歳の同監督は警戒も露わに語った。だがポチェッティーノにとり、0-0でタイムアップを狙う選択肢は論外だ。「我々の目標は試合に勝つことだ」と同アルゼンチン人監督は自チームの勝利を要求。ホーム戦直近5試合で僅か1勝に止まるPSGは、そのためにはチーム最高のFWが有する得点力に再度期待を寄せる他道は無い。キリアン・エムバペはミュンヘン開催の1stレグで2得点を挙げ、今季チャンピオンズリーグでは8試合で8得点を記録している。

 キリアン・エムバペは先週末に行われたストラスブールと前哨戦でもPSGの得点を挙げた。

両陣のメンバー状況

 パリでの2ndレグを前に、FCBの陣容状況は若干改善された。10日(土)に1-1のドローに終わった1.FCウニオン・ベルリン戦を休場したエルナンデスとレオン・ゴレツカ、またブンデスリーガをレッドカードによる出場停止で欠場したアルフォンソ・デイビスがメンバーに復帰。週末の1戦で負傷交代を強いられたジェローム・ボアテングキングスレイ・コマンも最終調整に参加しチームと共にパリへ帯同する。「トレーニングに参加した全選手がプレーできると考えている」とフリックは認めた。一方右膝靭帯を負傷後、12日(月)にランニングを再開したロベルト・レヴァンドフスキコランタン・トリッソ(腱の断裂)、ドグラス・コスタ(中足骨毛髪様骨折後のリハビリトレーニング)、マルク・ロカセルジュ・ニャブリ(コロナウイルス陽性による自主隔離)は引き続き休場が決定している。

 PSGでは累積警告による出場停止処分明けのレアンドロ・パレデスがセカンドレグで出場可能となる。フアン・ベルナト(十字靭帯断裂)、マウロ・イカルディ(大腿部の問題)は引き続き欠場。主将のマルキーニョス(筋肉の負傷)、およびコロナ回復後のアレッサンドロ・フロレンツィ、マルコ・ヴェッラッティに起用について、監督のポチェッティーノは試合当日に決断を下すと発言した。

監督コメント

ハンジ・フリック:「我々は相手のミスを誘うという自らの課題をこなさねばならない。ポゼッション時は残りのディフェンスにも気を配らなければならない。最低でも2ゴールが必要となることは承知している。タフな戦いになるだろうが、そのような試合のためにサッカーをしているのだ。パリでちょっとしたサプライズを演じたい」

マウリシオ・ポチェッティーノ(パリ・サンジェルマン監督):「何が起こってもおかしくない。バイエルンは目下、世界最高のチームだ。私は彼らに敬意を抱いている。だが同時に自分たちの強さにも信頼を寄せており、勝利を信じなければならないことも知っている」

決勝戦で笛を吹いたオルサトが再び主審を務める

 これはFCバイエルンにとっての吉兆なのだろうか?パリ開催の準々決勝2ndレグで主審を務めるのはダニエレ・オルサトだ。イタリア出身の同主審はこれまでにドイツ絶対王者が関与する4試合(バイエルンの3勝1敗)で笛を吹き – その内の直近の試合が昨年8月にリスボンで行われたPSGとの決勝戦(1-0)だった。その後PSGは12月初旬に45歳の同氏が主審が務めたグループステージのマンチェスター・ユナイテッド戦でも3-1で敗戦。パルク・デ・プランスでオルサトのアシスタントレフェリーを担当するのは同じくイタリア出身のアレッサンドロ・ジャラティーニとファビアーノ・プレティ、第4審判はダニエレ・ドヴェリが務める。VARにはマッシミリアーノ・イラティとマルコ・グイダが任命された。

 PSG戦に関する重要なデータと数字はこちら:

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