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3:2 デュッセルドルフ戦

FCバイエルン、テストマッチで勝利

後期リーグスタートを一週間前、FCバイエルンはドイツカップ3回戦ヴッパーターラーSV戦で待ち受けているものを予期することができた。ヘルプストマイスターは22日夜、3部リーガのフォルトゥーナ・デュッセルドルフとテストマッチを行ない、3:2(1:0)と辛勝した。

LTUアレーナに詰め掛けた31.058人の観衆の前で、ルカ・トーニ(33.)とヤン・シュラウドラフ(56.)がゴールを決め、FCバイエルンの快勝にみえた。しかしクリスティアン・エルヴィヒ(70.)のゴールで決して勝負を諦めないフォルトゥーナが息を吹き返した。シュラウドラフの今日2点目のゴール後(72.)、オリヴァー・デ・コックのゴールで(79.)もう一度一点差に詰められた。

ヒッツフェルトにとって大事な認識となる

オットマール・ヒッツフェルトは試合後、「とても力の入ったゲームだった。相手はとてもモチベーションが高く、とてもよく走れていた」とコメント。FCB監督はデュッセルドルフに帯同した全選手を起用。「今一度どの選手にもチャンスを与えるつもりだった」と語り、「誰がよりいい状態かをみてとれた。私にとってこれは大事な認識となった。」

バイエルン監督は試合前日に2部練を敢行。フランク・リベリー(太ももに強い張り)、ルーカス・ポドルスキーとミヒャエル・レンジング(背中痛)らはトレーニングに参加せず、この日のLTUアレーナでも3人組の姿はなかった。逆に太ももの痛みを抱えていたミロスラフ・クローゼだが、北部レギオナルリーガの6位との対戦でスタートから登場し、トーニとコンビを組んだ。ここにはヒッツフェルトがこのゲームをどれだけ真剣にとらえているかが表れていた。

ランベルツのシュート、ポスト直撃

フォルトゥーナは先週土曜に行なわれたデュッセルドルフ・ウィンターカップでヴェルダー・ブレーメンとボルシア・ドルトムントに競り勝ち、彼らのクオリティーの高さをすでに証明していた。FCバイエルン相手にも試合開始早々、前評判どおりの強さをみせた。ルシオが前半4分、シュート態勢に入った相手FWのボールをクリアした後の4分後、アンドレアス・ランベルツがゴール手前11メートルからシュートを放ち、ポスト直撃。

その後ミュンヘンは試合を明らかに制し、クローゼ(10.)とブレーノ(23.)そしてホセ・ソサのミドルシュート(14.)で相手ゴールにじわりじわりと迫った。デュッセルドルフの選手らはこれに対し、運動量と体をはったプレーで対抗、トーニとクローゼも厳しいチェックをうけた。ボールを頻繁に失い、ひらめきのないプレーからバイエルンは長く決定的なシーンを作ることができなかった。

クローゼ、トーニへアシスト

カーンがドリブルで突進してきたアーメット・セベのボールをクリア(28.)した30分過ぎあたりから、変化が訪れた。アンドレアス・オットルがミュンヘンの反撃開始の先陣をきった。トーニの見事なヘディングの落しから、走りこんできたオットルがゴール手前11メートルからシュート、しかし抜群の反応をみせたミヒャエル・メルカの前に得点ならず(31.)。

2分後、ソサがセンターサークル付近からデュッセルドルフゴールへ向けたパスをクローゼに送り、ドイツ代表FWはGKを前にしてトーニへラストパス。イタリア人はこのボールをネットに蹴りこんで1:0(33.)。

ルシオ、バーに阻まれる

先制後、リードを広げるチャンスが続いた。ルシオの22メートル弾(33.)はゴールバーに阻まれ、メルカはトーニの至近距離からのシュートを阻止(36.)。1点リードでFCバイエルンが前半を折り返した。

レコードマイスターはフリッシュな7選手とともに後半に突入。後半最初のチャンスを作ったのは前半からプレーをしていたルカ・トーニ。彼の15メートル弾(49.)はメルカにセーブされ、53分のヘディングシュートはフォルトゥーナGKに確実にキャッチされた。

ドレーアー、一歩も動けず

トーニが本格的に本領を発揮、後半のFCBの危険な攻撃は全て彼から始まった。ストライカーとして、そして56分にはパッサーとして存在感をみせつけた。後半から出場したシュラウドラフにスルーパスを通し、シュラウドラフはフリーでシュートを放って2:0とした(56.)。2分後にはトーニがゴール手前5メートルからダイレクトでシュートを狙うもの、相手DFにブロックされた。

反対サイドでは0:2とリードを許すデュッセルドルフだが勝負を諦めず、64分にはエルヴィッヒから一点差と詰めよるチャンスをえるが、マルティン・デミチェリスがエルヴィヒのシュートを阻止。数分後、エルヴィヒはヘーレンの低いクロスに反応しFCBゴール前に現われ、今度ばかりは確実に決めて1:2。カーンに代って後半から出場したベルント・ドレーアーはこのシュートに一歩も動けず(70.)。

シュラウドラフ、即座に答える

バイエルンはすぐにこの失点に応対。シュラウドラフは精確なシュートでリードを再び2点差とするゴールを決めた- 3:1(72.)。この2分後にメルカはトーニのシュートを確実に止めた(74.)。

そこからデュッセルドルフが再び反撃開始。コスタのヘディングシュートにドレーアーは対応するもの(77.)、直後のFKからのデ・コックのゴール手前1メートルからのシュートには反応できず。3:2と1点差のリードをバイエルンは試合終了まで守り、勝利を飾った。


フォルトゥーナ・デュッセルドルフ - FCバイエルン 2:3 (0:1)

FC バイエルン: カーン (46. ドレーアー) ‐ サニョール (46. ラーム)、 ルシオ (46. ファン・ボイテン)、 ブレーノ (46. デミチェリス)、 レル ‐ シュヴァインシュタイガー (46. アルティントップ)、 オットル、ファン・ボンメル (46. ゼ・ロベルト)、 ソサ (69. クロース) ‐ クローゼ (46. シュラドラフ)、 トーニ

主審: マーク・ゼーマン (エッセン)

観衆: 31.075

ゴール: 0:1 トーニ (33.)、 0:2 シュラウドラフ (56.)、 1:2 エルヴィヒ (70.)、 1:3 シュラウドラフ (72.)、 2:3 デ・コック (79.)

イエローカード: パリクカ / ファン・ボンメル