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3:0 ハノーファー96戦(アウェー)

トーニ、ハットトリックでFCBを勝利に導く

FCバイエルン、ルカ・トーニのハットトリックで首位をがっちりキープ- FCバイエルンはハノーファー96に3:0(0:0)と完勝し、昨日ニュルンベルクに2:0と勝利した2位ヴェルダー・ブレーメンとの差を再び勝ち点3とした。

4万9千人と完売になったAWDアレーナでトーニが後半、3得点を決めてFCBを勝利に導いた(58.、64.、82.)。FCバイエルンの選手としては20年ぶりのハットトリック達成選手となり、彼の得点はクレーバーなプレーを披露したチームへの戴冠でもあった。激しい闘いのなかでレコードマイスターは決定的なチャンスを作り出し、最後には勝利に値するチームとしてピッチを去った。

ファン・ボイテン、後期戦デビュー

8位のハノーファー96戦ではフランク・リベリーは引き続き欠場、しかしオットマール・ヒッツフェルトは3日前のUEFAカップ・アバディーン戦よりも多くの選択肢があった。FCB監督は5選手を入れ替え、オリヴァー・カーン(インフルエンザ)、マルク・ファン・ボンメル(膝を打撲)らがスタメンに復帰。前節に温存されていたウィリー・サニョールそしてフィリップ・ラームがレコードマイスターのスタメンに名を連ねた。肉離れで故障しているマルティン・デミチェリスの代わりにダニエル・ファン・ボイテンが起用された。今節がベルギー人にとってウィンターブレイク後、初の公式戦となった。

試合開始早々からFCバイエルンはディフェンスに追われることになる。元バイエルンのミヒャエル・タルナトは欠場したもの、ブンデスリーガ21ヶ月ぶりにスタメン出場を果たしたヴァレリアン・イスマエル率いるハノーファーは試合開始からプレッシャーをかけた。「攻撃は最大の防御」といわんばかりにホームチームは前半序盤、FCBのDF陣を混乱に陥れた。しかし決定的な得点チャンスは生まれなかった。

トーニ vs. エンケ

試合開始10分後、バイエルンはゲームを落ち着かせた。次第に両軍のペナルティーエリア外での闘いが多くなる中でミュンヘンはゆっくりながらも確実に試合の主導権を握っていった。一つのセットプレーが両チーム通じて初の得点チャンスとなった。バスティアン・シュヴァインシュタイガーのFKからのクロスをルシオがヘディングシュートをする前にハノーファーGKのロベルト・エンケが阻止(9.)。

ハノーファーの前半唯一の得点チャンスはカーンとフィリップ・ラームの連携ミスから生まれた。しかしマイク・ハンケは角度のないところから無人のゴールにボールを入れることができなかった(11.)。バイエルンが次のチャンスを得たのは、前半24分が経過したときだった。再びシュヴァインシュタイガーのクロスボールをトーニがヘディングシュート、しかしエンケはこのシュートを右手の指先を使ってキャッチ。

スコアレスで前半終了

この攻撃はバイエルンの前半中盤あたりからの猛攻の序章に過ぎなかった。アルティントップが3分後、ペナルティーエリア内で右45度の角度からシュートを放ち、FCBに先制をもたらすチャンスがあった。しかし彼のシュートは精度のないものとなった(27.)。ファン・ボンメルが立て続けにいいシュートを2本放った。1本目は惜しくも枠の外(30.)、2本目はエンケにセーブされた(40.)。

バイエルンはこの時間帯、ハノーファーの選手を相手陣内に押し込んだ、だがこの優勢をゴールに結びつけることができなかった。トーニの41分のヘディングシュートはゴールポストに弾かれ、これがハーフタイム前の最後のチャンスとなった。

ハノーファー監督ヘッキング、退場

後半開始からハノーファーは再び目を覚ましたように攻撃開始。だがハンノ・バリッチはクロスを合わせることができず(48.)、マイク・ハンケもカーンにミドルシュートを防がれた(50.)。エンケはCKからのトーニ(50.)そしてクローゼ(57.)のシュートに対して失点を許さなかった。

しかしさすがのハノーファー96GKもこの男のシュートにはなす術がなかった。ファン・ボンメルからのパスをトーニが相手ゴールに背を向けた状態で受け、ゴール手前11メートルから反転してシュートを放ち、ボールをネットに沈めた(58.)。バイエルンの先制をハノーファー監督のディーター・ヘッキングはピッチサイドではなく、観客席から観ることになった。主審のDr.マルクス・メルク氏は55分、彼に退場を命じていた。

トーニ、決定力をみせつける

ハノーファーはリードを奪われた後、もう一度前線へと目指し、自陣では退いてバイエルンにカウンターの攻撃をするためにスペースを与えた。ゼ・ロベルトが63分、ヘディングシュートを狙ったが、これは僅かに枠外。次の攻撃でまたしてもトーニが決めた。シュヴァインシュタイガーの華麗なパスからFCBのゴールゲッターはフリーでエンケの前に現れ、落ち着いて2:0となるゴールを決めた(64.)。

2得点後にはすでに勝負あり。ハノーファーは元バイエルン選手ヴァヒド・ハシェミアンを2トップの一角として投入して、もう一度全てを尽くそうと試みた。しかしバイエルンは問題なくリードを守り、それどころかトーニがダメ押し弾を決めた。シュヴァインシュタイガーからパスを受けたイタリア人は一度はエンケにストップされたが、こぼれ球を頭で押し込んでハットトリックを達成した(82.)。


ハノーファー96 - FC バイエルン 0:3 (0:0)

ハノーファー96: エンケ- チェルンドロ、イスマエル(46.ヴィニシウス)、ファーレンホルスト、シュルツ- バリッチ、ララ(68.ブルギンク)、クレプス、ローゼンタル、フスティ(76.ハシェミアン)- ハンケ

FC バイエルン: カーン- サニョール(69.レル)、ルシオ、ファン・ボイテン(84.オットル)、ラーム- アルティントップ、ゼ・ロベルト、ファン・ボンメル、シュヴァインシュタイガー- トーニ、クローゼ(84.クローゼ)

ベンチ: レンジング、レル、オットル、ソサ、クロース、シュラウドラフ、ポドルスキー

主審: Dr.マルクス・メルク(オッターバッハ)

観衆: 49.000 (完売)

ゴール: 0:1 トーニ (58.)、 0:2 トーニ (64.)、 0:3 トーニ (82.)

イエローカード: イスマエル、バリッチ、チェルンドロ/ ファン・ボイテン