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2:2 アバディーン(アウェー)

バイエルン、16強進出に向けて前進

FCバイエルン、UEFAカップ16強進出に向けて前進- ブンデスリーガ首位のバイエルンはUEFAカップ・決勝トーナメント三回戦でFCアバディーンと1stレグを行い、2:2(1:2)と引き分け、木曜にホーム・アリアンツ・アレーナで行われる2ndレグで0:0または1:1で次のステージ進出が決定する。

ピットドリー・スタジアムに駆けつけた2万47人の観衆の前でバイエルンは試合開始からゲームを支配、だが2度リードを奪われることになった。ジョシュ・ウォーカー(24.)とソーン・アルコ(41.)が得点を挙げ、25年前の勝利を再現させようとした、しかしクローゼ(29.)とアルティントップ(55.)が彼らの夢を粉砕した。

ヤンセン、カムバックを飾る

すでに水曜夜の前日調整に予想されていたことが、試合開始45分前に明らかになった。ミヒャエル・レンジングがウォーミングアップのためにピッチに現れ、背中痛を克服してオリヴァー・カーンの代役を務めることができた。主将はすでに周知のとおり、インフルエンザのためにアバディーン到着後にミュンヘンに引き返した。これにより彼はフランク・リベリー、マルク・ファン・ボンメル、ウィリー・サニョールそしてダニエル・ファン・ボイテンに続いて5人目の欠場選手となった。

ヒッツフェルト監督は日曜の1:1とヴェルダー・ブレーメンと引き分けたブンデスリーガの一戦から故障者続出のために3つのポジションを変更、そしてもう一つのポジションを変更することも決断。マルセル・ヤンセンがフィリップ・ラームに代わって左SBに入り、3ヶ月ぶりにレフティーはケガからカムバックを果たした。

ウォーカー、驚愕の先制弾

バイエルンは監督の思惑どおりのスタートをきった。試合開始からバイエルンはボールを自陣でしっかりキープし、好機とみるや瞬時にテンポを切り換えた。このリズムからハミト・アルティントップが4分、クリスティアン・レルのバックパスを受けシュート、ザンダー・ダイアモンドがこのシュートを辛うじてゴールライン上でクリアした。6分にはレルが25メートル弾を放つ、だがアバディーンGKジェイミー・ラングフィールドの好セーブによりコーナーキックとなった。

その後もバイエルンは試合を優位に進めた。素晴らしいコンビネーションからフリーで抜け出したゼ・ロベルトはシュート時にリー・メイアーにブロックされた。逆にヒッツフェルトのDF陣は巨体のリー・ミラーに合わせてくるスコットランドのロングボールに対し、不安定さを露呈した。このロングボールからジョシュ・ウォーカーの先制弾は生まれた。ソーン・アルコのラストパスを受けたウォーカーがカーブをかけた精確な20メートル弾でレンジングにセーブするチャンスを与えなかった(24.)。

アルコ、バイエルンを憤慨させる

バイエルンはリードされても慌てることはなく、すぐに同点に追いついた。ルカ・トーニのヘディングのアシストからクローゼが29分、反転シュートを決めて1:1。2分後、クローゼはリードを奪うゴールも決めることができていた。しかしこの場面ではラングフィールドが素早く反応し、失点を許さなかった。FCBはこの後も重圧をかけ、ボールを局面的に自陣で華麗に走らせた。そして次のチャンスはゼ・ロベルトから生まれた。ブラジル人はゴールを狙える位置からシュートミス。

この試合の3点目はミュンヘンではなく、対人プレーに強さをみせるスコットランドチームが決めた。アルコはミュンヘンDF陣の不安定さを利用し、ミラーからのパスをペナルティーエリア付近から蹴り込んで2:1。2分後にもアルコが次の得点チャンスを作る。彼の20メートル弾は僅かに左ポストを外れた。反対サイドではロスタイムにオットルが放ったシュートが相手に当ってコースが変わり、惜しいチャンスとなった。これが前半最後のアクションとなり、優位に試合を進めるバイエルンにとって満足とはいかない前半の結果となった。

アルティントップ、押し込んで同点弾

レルに代わってラームとともにバイエルンは後半戦へ、後半開始早々に同点弾が生まれた。ゼ・ロベルトのクロスが不運なことにアバディーンDFのアラン・メイバリーの腕に当り、主審のゴンサレス氏はP.Kの判定。アルティントップがボールを手に取り、キッカーを務めた。最初はラングフィールドにセーブされるもの、こぼれ球を押し込んで2:2の同点とした(55.)。

バイエルンはこの同点ゴールで試合の主導権を握り、試合終了まで後方では危険な場面は作らせなかった。ヒッツフェルトはここまで攻守に奮闘したゼ・ロベルトに代えてルーカス・ポドルスキーを投入(67.)、試合終了10分前にはクローゼに代えてヤン・シュラウドラフを起用した。ヒッツフェルトイレブンは引き続き何度か得点チャンスとなる攻撃をみせるが、最後のシュートに正確性を欠いた。このまま2:2と終了し、献身的に闘ったアバディーン選手らは試合後に勝利したかのような歓声を浴びた。

FC アバディーン - FC バイエルン 2:2 (2:1)

FC アバディーン: ラングフィールド- メイバリー、ダイアモンド、コンシダイ、メイア- ニコルソン、ウォーカー(87.トゥザニ)、セヴェリン、アルコ- ミラー、マッキー(68.ロヴェル)

FC バイエルン: レンジング- レル(46.ラーム)、ルシオ、デミチェリス、ヤンセン- アルティントップ、オットル、ゼ・ロベルト(67.ポドルスキー)、シュヴァインシュタイガー- トーニ、クローゼ(80.シュラウドラフ)

ベンチ: クラフト、ブレーノ、ソサ、クロース

主審: エドゥアルド・イトゥラルデ・ゴンサレス(スペイン)

観衆: 22.047 (完売)

ゴール: 1:0 ウォーカー (24.)、 1:1 クローゼ (29.)、 2:1 アルコ (41.) 2:2 アルティントップ (54.)

イエローカード: メイア/ポドルスキー