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3:3 UEFA杯第2戦

FCB、死闘を制して準決勝進出

FCバイエルン、3冠の夢は続く。レコードマイスターは木曜夜、UEFA杯FCヘタフェ戦第1戦で1:1と引き分けた後に第2戦を闘い、死闘の末、3:3(1:1、0:1)と引き分けてアウェーゴール方式で準決勝進出を決めた。ロシアマイスターのゼニト・サンクトペテルブルクと決勝進出を懸けて戦う。

オットマール・ヒッツフェルト率いるチームはボール支配率、決定機の数と相手を上回る中で、優勢を得点に繋げることができなかった。コスミン・コントラ(44.)に先制を奪われた後にフランク・リベリー(89.)がゴールを決めて延長戦突入、カスケロ(91.)とブラウリオ(93.)が延長戦始めに得点、前半6分にデ・ラ・レドが退場してからほぼ一試合一人少ない状態で戦ったヘタフェがゲームを優位に進めた。しかし終了5分前にルカ・トーニが2得点(115./120.)を挙げて、FCバイエルンを準決勝進出に導いた。

クローゼ、スタメン出場

ヒッツフェルトは先週末に3:1とVfLボーフム戦に逆転勝利したメンバーに一つ変更を加えた。FWの一角にミロスラフ・クローゼを起用、これによりルーカス・ポドルスキーはベンチスタートとなった。敵将ミヒャエル・ラウドルップはトップ下のデ・ラ・レドをCBに起用するという愕然の選手起用を行った。

両チームとも1万6千人の観衆で完売となったコリセウム・ アルフォンソ・ペレス・スタジアムで勢いよくゲームに入った。クローゼは開始38秒でデ・ラ・レドのボールを奪い、リベリーにパス。フランス人はゴール手前8メートルからゴールではなくトーニにシュートを当ててしまった。反対サイドではコントラがゴール手前18メートルからシュートを放つが、ゴール枠上(2.)。

一発退場、デ・ラ・レド

4分後、またもやクローゼとデ・ラ・デルの一騎打ちとなった。スペイン人は突破を図ったバイエルンストライカーをペナルティーエリア手前でファウルで止めた。主審のブサッカ氏は躊躇わずにレッドカードを提示。この後のFKをリベリーが蹴り、ポストに跳ね返ったところをトーニが押し込んだ、しかし得点前にイタリア人のハンドがあったとして、得点は認められなかった(8.)。

両者均衡が続き、ヘタフェは自陣に下がり、カウンター攻撃に備えた。FCBは試合をコントロールするものヘタフェのゴールを危険に陥れることはできなかった。20分後、ヘタフェを不運が襲った:FWウチェがラームとの競り合いで負傷、彼の代わりに主将のベレンゲルが交代出場した。

レル、絶好機を逃す

レコードマイスターは堅固な守備をみせるヘタフェ相手に攻めあぐね、サイドから攻撃ができずにシュートまで持っていくことができなかった。前半33分、デミチェリスがリベリーのCKをヘディングシュート、ボールは枠上。レルは一分後、先制する最大のチャンスを逃す、相手DFが足を滑らせてフリーで受けた右SBは胸でトラップして右45度からシュートを放ったがゴールをそれた。

最大のチャンスが最大のピンチを招く- 左サイドでボールを失った後、第1戦で同点ゴールを奪ったルーマニア人のコントラがルシオとデミチェリスを巧みに交わし、ペナルティーエリア付近からシュートを蹴り込んだ(44.)。ノーチャンスの中からスペインリーガ12位のチームがバイエルンの攻撃の手が緩んだところを容赦なく攻め立てた。

後半圧力が増す

代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲはハーフタイムに「試合の入りは良かった。その後は数的優位を活かすことができていなかった。後半はよりサイドから攻撃しないといけない」とコメント。マルセル・ヤンセンがレルの代わりに後半最初からプレーし、ラームは右SBにポジションチェンジ。FCBは同点ゴールを目指し、幾つかのチャンスがやってきた。

後半49分、リベリーのFKゴールはトーニのファウルによりゴールにならず。トーニ(53.)とクローゼ(56.)がシュートを放つもの、枠を外した。ヤンセンの低い弾道のクロスにシュヴァインシュタイガーが飛び込んだが、あと一歩及ばず。クローゼがゴール手前14メートルからシュート、ゴールの枠を捕らえることができない(63.)。カウンターでヘタフェのカスケロがゴール手前18メートルからゴールを狙った(60.)。

リベリー、最後に追いつく

ヒッツフェルトはシュヴァインシュタイガーに代えて、ソサを投入し攻撃力アップを図ったが、最初に絶好機が訪れたのはヘタフェのほうだった。リヒトは交代出場で入ったブラウリオにパス、ブラウリオはカーンを交わし、試合を決める得点かと思われたときに、シュート時に足を滑らせた(68.)。2分後、ソサのダイレクトボレーはゴールをかすめた。

試合終盤、ポドルスキーがゼ・ロベルトに代わって出場、トーニ(82.)そしてポドルスキー(85.)のシュートは得点に結びつかない。後半87分、ブラウリオが再び、チャンスを掴んだ。しかしデミチェリスのチェックにあい、シュートまで持って行けず。敗戦が確定したと思われた矢先に、リベリーがゴール手前11メートルからシュートを放ち、延長戦に突入した(89.)。

延長戦始め、2失点

一人少ないヘタフェがカスケロ(91.)のポスト内側に当たって入る豪快な20メートル弾で再びリードを奪った。2分後、ルシオがクリアしようとした際に足を滑らせ、ブラウリオにこのチャンスを決められて3:1(93.)。

2点リードされてもミュンヘンが諦めることはなく、最後には準決勝進出という形で報われることになった。終了5分前にトーニがヘタフェGKアボンダンシェリのミスを見逃さずに2:3とし、ホセ・ソサのクロスをヘディングで決めて、不可能とされた試合を同点で引き分け、準決勝進出を決めた。


FC ヘタフェ - FC バイエルン 3:3 n.V. (1:1、1:0)

FC ヘタフェ: アボンダンシェリ- コルテス、マニュエル・テナ、デ・ラ・レド、リヒト- コントラ (67. コテロ)、 セレスティーニ、カスケロ、ガビラン- マヌ (62. ブラウリオ)、 ウチェ (21. ベレンゲル)

FC バイエルン: カーン- レル (46. ヤンセン)、ルシオ、デミチェリス、ラーム- シュヴァインシュタイガー (64. ソサ)、 ファン・ボンメル、ゼ・ロベルト (75. ポドルスキー)、 リベリー- クローゼ、トーニ

ベンチ: レンジング、オットル、ブレーノ、クロース

主審: ブサッカ (スイス)

ゴール: 1:0 コントラ (44.)、 1:1 リベリー (89.)、 2:1 カスケロ (91.)、 3:1 ブラウリオ (93.)、 3:2 トーニ (115.)、 3:3 トーニ (120.)

イエローカード: ベレンゲル / レル、ラーム、トーニ、ポドルスキー

レッド・カード: デ・ラ・レド(6.)