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ドイツカップ決勝

FCB、14度目のドイツカップ制覇

FCバイエルン、ドイツカップ制覇!FCバイエルンが土曜夜、ボルシア・ドルトムントを延長戦の末、2:1(1:1、1:0)と下し、通算14度目の優勝を飾った。

ルカ・トーニが7万4.244人の観衆で完売になったベルリン・オリンピアシュタディオンで再びマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。イタリア人が11分にチームに先制弾をもたらし、ムラデン・ペトリッチ(90.+2)に同点弾を決められた後の延長戦、再び勝ち越し弾を決めた。108分にブラシュチュコブスキーが退場し、数的不利となったドルトムントだが、熱い闘いでバイエルンを苦しめた、しかし最後にはFCBに軍配があがった。

決勝でもローテーションを決行

オットマール・ヒッツフェルトはドイツカップ決勝でベスト布陣を組むことができた。負傷していたミロスラフ・クローゼとマルク・ファン・ボンメルがBVB戦でスタメン復帰、オリヴァー・カーン、マルティン・デミチェリス、フィリップ・ラームそしてゼ・ロベルトらも再び先発に名を連ねた。FCB監督はフランクフルト戦3:1で勝利した3日後、スタメンを半分入れ替えた。ミヒャエル・レンジング、ウィリー・サニョール、ダニエル・ファン・ボイテン、ホセ・エルネスト・ソサ、アンドレアス・オットルとトニー・クロースはベンチスタートとなった。

ドルトムント側では、マルク・ツィーグラーが膝の負傷を克服してスタメン出場、逆にFCBから期限付き移籍しているマッツ・フンメルスがスタメンから外れ、代わりにベテラン勢のクリスティアン・ヴェアンスと元バイエルン選手のロベルト・コバチがリーガ一不安定なDFに安定感をもたらし、バイエルンの攻撃をストップする任務を任された。

トーニ先制弾

6日前にBVB戦5:0と圧勝を飾ったときはうってかわって、バイエルンはベルリンで試合序盤、ドルトムントの激しい抵抗にあった。ドルトムントはミュンヘンに主導権を握らせるなかで、対人プレーに激しくいき、バイエルンは苦戦を強いられた。バイエルンのファーストシュートはラームの30メートル弾、BVBキーパーのツィーグラーに難なく止められてしまう(5.)。

試合時間が経過するにつれてバイエルンはよりボルシアゴールに近づく。11分にFCBの先制弾が生まれる- ファン・ボンメルが左サイドにいるリベリーへロングパス、フランス人はルカビナを振り切り、ゴールエリアで待つトーニにラストパスを送り、トーニがこのボールを押し込んで1:0とした。

圧倒的優勢から手を緩める

先制後もFCバイエルンの攻撃は続いた。ミュンヘンはほぼボールをこの時間帯失うことなく、BVBを相手陣内に閉じ込めた。ファン・ボンメル(17.)とクローゼ(20.、25.、27.)が追加点のチャンスを得るもの、得点に結びつけることはできず。

30分後、バイエルンが攻撃の手を緩め、最後の決定力を欠くことになる。これによりボルシアは息を吹き返し、ハーフタイム直前に同点弾を決めることができていた。フローリアン・クリンゲの遠目からのシュート(31.)、そして41分にはゴール手前11メートルからボレーシュートを放つがゴールにならず。4分後にはルシオがティンガのゴール手前5メートルのシュートに対して身を投げ出してブロックし、FCBのピンチを救った。

クローゼ、点が獲れない

後半開始と同時に試合内容が一変する- ドルトムントは新たなに奮起して、同点ゴールを目指した。バイエルンも2点目のゴールで試合を決めようと試みた。クローゼの2本のヘディングシュートがいずれもネットを揺さぶることはなかった。1本目はポスト横に外れ(51.)、ブラシュチュコブスキーは2本目のシュートをゴールライン上でクリア(53.)、ゼ・ロベルトのシュートも枠を外れた。

ボルシアの危険度は次第に高まる。デミチェリスが56分、アレクサンダー・フレイのシュート体勢でブロックに入りピンチを救った。66分にはペトリッチのCKからクリンゲがゴール手前5メートルからシュート、この直後には彼のヘディングシュートは外側のサイドネットを捕らえてゴールにならず(68.)。ティンガもゴールを奪うことはできない(73.)。

ポドルスキー、コバチの壁を越えられず

ミュンヘンは後半中盤から試合を落ち着かせることが難しくなる。攻撃の組み立てでボールを失い、シュートまでいけない時間帯が続いた。トーニはゼ・ロベルトとのコンビネーションからゴールを狙うがボールを捕らえることができない(63.)。バスティアン・シュヴァインシュタイガーの豪快なシュートも外側のサイドネットをかすめた(68.)。

78分には2:0の追加点が決まっていてもおかしくはなかった。ツィーグラーがリベリーのシュートを足で止め、こぼれ球を交代出場のボドルスキーが押し込んだ、しかしゴール手前11メートルでコバチのブロックに入り、追加点は奪えず。

ペトリッチ、ロスタイム弾

試合終盤にドルトムントは総攻撃にでる。BVB監督のトーマス・ドルはオフェンスを強化しようとディエゴ・クリモビッツ(71.)とネルソン・バルデス(86.)をピッチに送りだした。そのなかでもバイエルンの勝利が90分まで確定したかのようにみえた、しかしロスタイムに一波乱が待ち受けていた:CKからBVBのペトリッチが左のゴールエリア角からシュートを放った- ラームはこのシュートをゴールライン上でクリアしようとするが、ボールは無情にもゴールへと転がり1:1(90.+2)。

試合は延長戦へ突入- BVBは延長戦開始早々からバイエルンを凌ぐスタートをきった:クリンゲの18メートル弾にカーンが抜群のセーブをみせた(100.)。そこから流れはバイエルンに傾く。ポドルスキーがシュートを放ち、このボールがトーニの足に当り、コースが変わりBVBGKツィーグラーの逆をついて勝ち越し弾となった(103.)。ブラシュチュコブスキーが退場してからはFCBが主導権を手放すことはなかった。ポドルスキー(115.)とリベリー(120.+1)がチャンスを得たが、ゴールにならず。ここで試合終了、FCバイエルンが14度目のドイツカップ優勝を果たした。


ボルシア・ドルトムント - FCバイエルン 1:2 n.V. (1:1 0:1)

ボルシア・ドルトムント: ツィーグラー- ルカビナ(79. バックレイ)、ヴェアンス、コバチ、デデ- ブラシュチュコブスキー、ティンガ、ケール(86. バルデス)、クリンゲ- ペトリッチ、フレイ(71. クリモビッツ)

FCバイエルン: カーン- レル、ルシオ、デミチェリス、ラーム- シュヴァインシュタイガー(86. サニョール)、ファン・ボンメル、ゼ・ロベルト(113. オットル)、リベリー- クローゼ(69. ポドルスキー)、トーニ

ベンチ: レンジング、ヤンセン、ファン・ボイテン、ソサ

主審: クヌト・キルヒャー (ロッテンブルク)

観衆: 74.416 (完売)

ゴール: 0:1 トーニ (11.)、1:1 ペトリッチ (90.+1)、1:2 トーニ (103.)

イエローカード: コバチ、ティンガ、フレイ、ルカビナ、ペトリッチ、クリモビッツ/ ゼ・ロベルト、トーニ

イエロー・レッドカード: ブラシュチュコブスキー (108.)