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オリッチ、FCBに希望をもたらす

イヴィチャ・オリッチが、FCバイエルンにチャンピオンズリーグ準決勝進出への希望をもたらした。CL準々決勝ファーストレグのロスタイムにオリッチが決勝点を決め、FCBが2-1(0-1)でマンチェスター・ユナイテッドに勝利している。セカンドレグは1週間後にマンチェスターで行われるが、これに引分けさえすれば、FCBが2001年以来久々の準決勝進出を果たすこととなる。

6万6000人の観客が見守る中、試合はFCBにとって最悪の展開から始まる。開始後わずか63秒でルーニーがゴールを決め、マンチェスター・ユナイテッドがリードを奪ったのだ。その後、バイエルンが自身のペースを取り戻し、特に後半に入るとマンUにらしいサッカーをさせなかった。フランク・リベリーが77分にフリーキックから同点に追いつくと、ロスタイムにはオリッチが逆転に成功している。

先発メンバーは試合開始の直前に決定された。そして、アリエン・ロッベン(ふくらはぎ)は欠場となったのだ。代わりに、ルイス・ファン・ハールはシュトゥットガルト戦で復帰を飾ったデミチェリスを起用した。また、リベリーも先発メンバーに顔を揃えた。

リベリーが左サイドMFとして、デミチェリスはセンターバックとして入り、バドシュトゥバーが左サイドバックに入った。また、センターMFではダニエル・プラニッチがイエロー累積のため出場停止のシュヴァインシュタイガーの穴を埋め、ハミト・アルティントップが右を務めている。FW陣はトーマス・ミュラーとオリッチ。クローゼとディエゴ・コンテントはベンチスタートとなった。また、ゴメスもベンチ入りしている。

バイエルンがパス回しも始めないうちに、あっという間にゴールが決まる。バイエルンのペナルティ・エリア付近からナニがマンUのフリーキックを蹴り、これがファン・ボンメルにあたって、デミチェリスが滑ってこけたところにフリーで待ち受けていたルーニーの元に落ちてきたのだ。もちろん、ルーニーはこれをしっかり決める。試合開始から63秒の出来事だった。

このショックから立ち直るのに、バイエルンは数分を要した。しかし、時間が経つごとにプレー内容が良くなってくる。特にウィンガーの動きが良く、相手のペナルティ・エリアまで進入はできるものの、最後のシュートの精度が悪い。デミチェリスがヘディングを打ち上げては(13分)、アルティントップがリベリーからのパスをうまくコントロールできずにチャンスを逃してしまったり(24分)、オリッチがアルティントップからのボールにスライディングで合わせそこなったり(28分)。

ナニがクロスバー

また、リベリー(21分)、プラニッチ(33分)のロングシュートはファン・デル・サールがセーブ。マンUは1-0のまま逃げ切り作戦に出てきた。パク・チソンとナニはバイエルンがボールを持っている間は自陣に戻り、マンUは実質4-3-3から4-5-1のようなフォーメーションとなる。こうなると、バイエルンにとってスペースが限られてくる。