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結果は3位

最終戦を勝利で締めくくったFCB

FCバイエルンは2-1(1-1)でVfBシュトゥットガルトとの最終戦に勝利し、今シーズンを良い形で締めくくった。だが、期待された「奇跡」は起きず仕舞いとなった。2位のレヴァークーゼンは、本日同時刻に行われた試合にてフライブルクをアウェーで下し(1-0)、これによってポイント差をキープしたままシーズンを終えることに成功。FCBの逆転をぎりぎりのところで許さなかった。このため、FCBは3位で今シーズンを終えることとなった。

69000人の観客が見つめる中、完売のアリアンツ・アレーナでは実力が拮抗した2チームによる手に汗握るシーズン最終戦が行われた。FCBの選手たちは、来シーズンの新ユニフォームで登場。前半は、アウェーのシュトゥットガルトが見せ場を作り、岡崎慎司が先制点を決める(24分)。その後、FCBはマリオ・ゴメスが今シーズン28ゴール目となるゴールを決め(37分)、得点王の座もこれで確実に。 後半に入ると、バスティアン・シュヴァインシュタイガーが勝ち越しゴールを決め(71分)、FCBの今シーズン19勝目が決まった。

St.パウリ戦での記録的な大勝(8-1)から1週間後のこの試合にて、アンドリース・ヨンカーは先発メンバーの変更を余儀なくされた。故障のルイス・グスタボの代わりにホルガー・バドシュトゥバーがセンターバックに、イエローカードの累積によって出場停止のリベリーの代わりにはミロスラフ・クローゼが先発起用されている。クローゼはセンターMFとして入り、左サイドのリベリーのポジションはトーマス・ミュラーが担当した。

また、この試合開始前には「送別会」が開催されている。ハミト・アルティントップ、アンドレアス・オットル、そしてトーマス・クラフトにはFCB代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲと同代行のカール・ホプフナー、そしてスポーツディレクターのクリスティアン・ネルリンガーから厳かな別れの言葉が送られた。アリアンツ・アレーナで試合が開始されたのはその後だ。主審のフローリアン・メイヤーによって試合開始のホイッスルが吹かれ、今シーズン後期だけの成績では上位2チームに当たる両者による好試合が幕を開けたのだ。

クローゼのシュートはバーに

試合は両者共に非常に攻撃的な展開となる。FCBが有利ではあったが、シュトゥットガルトも引きこもって守りに徹しはせず、オープンな試合となった。シュトゥットガルトは開始早々、ズドラフコ・クズマノヴィッチが危険なシュートを放つものの(4分)、これにはブットが見事に反応している。

その後はFCBが主導権を握り、前半でもベストのプレーを披露。だが、シュトゥットガルトのGKスヴェン・ウルライヒがアリエン・ロッベン(7分)、クローゼ(8分)のシュートを見事にセーブし、チームを失点から救っている。10分にはロッベンがシュトゥットガルトの2選手をドリブルで見事にかわしてシュートを放つものの、これはわずかにゴールを外れてしまう。そして、2メートルの距離からクローゼが放ったシュートもバーに弾かれ(12分)、FCBのファンがなかなかゴールを祝うことができない状況が続いた。

クロスからゴール

やがて、こういった100%のチャンスを何度も決められなかった影響がFCBに現れる。全体的に大人しくなり、脅威がなくなってしまう。逆にシュトゥットガルト側がきっちりと守備をこなしてボールを奪い、FCBゴールを脅かすシーンが目立つようになった。クズマノヴィッチ(11分)、クリスティアン・トレーシュ(15分)がシュートを放つものの、これらはわずかにゴールを外れるが、その後ゴールが生まれる。マルティン・ハルニクの上げたクロスにファーサイドの岡崎が反応し、ボールをゴールに押し込んで0-1としたのだ(24分)。