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ナポリに3-2と辛勝

グループステージ突破に大手

FCバイエルンはチャンピオンズリーグのグループステージ突破に向けて期待通りの「大きな一歩」(ハインケス談)を踏み出した。水曜の夜、FCBは3-2(3-1)とナポリを下し、グループステージ残り2試合であと1ポイントを獲得すれば突破が確実になるところまでこぎ着けた。グループステージではここまで4戦3勝。この試合に勝利したことにより、FCBは合計ポイント10でグループAの首位を走っており、その後にマンチェスター・シティ(7ポイント)、ナポリ(5ポイント)、そしてビジャレアル(0ポイント)が続いている。

66000人の観客が見守る中、前半はFCBが怒とうの攻撃を仕掛ける展開となった。マリオ・ゴメスが自身初のCLハットトリックを決め(17分、23分、42分)、FCBに大きなリードをもたらしたのだ。しかし、ナポリはフェデリコ・フェルナンデス(45分、79分)が2得点を返し、70分にフアン・スニガが2枚目のイエローカードを受けて退場となっているにもかかわらず、あと少しで同点というところまで追い上げを見せる。後半に入ってからのFCBはバスティアン・シュヴァインシュタイガーが怪我のために交代を余儀なくされ(50分)、さらには ホルガー・バドシュトゥバーが2枚目のイエローカードのために退場処分(77分)になるというアクシデントの連続で少しリズムを失うが、それでもなんとかリードを守りきって勝利を治めている。

スタメン:
ハインケスはセリエA5位のナポリに対し、予想通りバスティアン・シュヴァインシュタイガーとダニエル・ファン・ボイテンを起用。両選手とも先発で起用されている。また、4日前に行われたブンデスリーガのニュルンベルク戦の布陣からは2選手が変更された。ナポリ戦ではジェローム・ボアテングがラフィーニャに代わって右サイドバックを務め、アナトリー・ティモシュチュクの代わりにルイス・グスタボが守備的MFとして入っている。2週間前に行われたアウェーのナポリ戦の布陣と比較した場合、後者が唯一の変更となる。

ナポリの監督ワルテル・マッツァーリは先週末のセリエA戦で5人の主力選手を温存しており、またイエローカードの累積によって出場停止の守備の要パオロ・カンナヴァーロ、そして怪我で欠場のワルテル・ガルガノを欠いてアリアンツ・アレーナでの試合に臨んでいる。両選手とも、2週間前FCB戦では千発起用されていた。ミュンヘンではこの2選手に代わって、フェルナンデスとブレリム・ジェマイリがCLデビューを果たしている。

試合経過:
「全速力」で試合に入ることが重要だと語っていたハインケスだが、選手たちはまさにその言葉通りのプレーを披露した。試合開始のホイッスルと共にスピードに乗るFCBだが、ナポリもそう簡単には得点を許さない。しっかりとプレスをかけ、自陣で守備を固めては、スピーディーなカウンター攻撃で度々FCBを脅かした。それでもFCBは明らかに優位に試合を運び(ボール支配率75%以上)、ゴメスがワールドクラスのプレーでチャンスを見事に物にして見せた。7分間に生まれたゴメスの2ゴール(17分、23分)でレコードマイスターがリードを奪う。

それでもFCBの勢いは止まらない。素早いコンビネーションプレーでナポリの守備陣を翻弄すると、またもやゴメスが3点目を決める(42分)。その後、前半終了間際にはナポリが1点を返してハーフタイムに突入。この時点では、ボール支配率73%、パス精度91%、1対1の局面では62%の確立でFCBがボールを獲得しているという見事な統計が出ている。

後半に入ってすぐのFCBは相手の出方をうかがうようなプレーで、一方のナポリは前半終了間際に1点返したことによって勢いに乗る。ナポリは徐々に調子を上げてくるものの、それでもまだマヌエル・ノイアーの守るFCBゴールを脅かすまでには至らない。シュヴァインシュタイガーが怪我で交代し(50分)、2枚目のイエローカードによってスニガ(70分)とバドシュトゥバー(77分)がそれぞれ退場になった後、フェルナンデスのゴール(79分)によってナポリはFCBにあと1点のところまで迫ることに成功。試合終了間際になるとナポリはFWゴラン・パンデフ(84)を投入してさらなる得点を狙うものの、FCBの守備陣がここはしっかり持ちこたえる。ロスタイムにはゴメスに4点目を決めるチャンスさえ訪れている。


FCバイエルン – SSCナポリ 3-2 (3-1)

FCバイエルン: ノイアー- ボアテング、ファン・ボイテン、バドシュトゥバー、ラーム- ルイス・グスタボ、シュヴァインシュタイガー(53分、ティモシュチュク)-ミュラー、クロース、リベリー(80分、アラバ)- ゴメス

ベンチ: ブット、プラニッチ、ラフィーニャ、アラバ、オリッチ、ペテルセン

SSCナポリ: デ・サンクティス- カンパニャーロ、フェルナンデス、アロニカ(42分、ドッセーナ)- マッジョ、ジェマイリ(84分、パンデフ)、インレル、スニガ- ハムシーク、ラベッシ- カバーニ

主審: クイペルス(オランダ)

観衆: 66.000人

得点: 1-0 ゴメス(17分)、2-0 ゴメス(23分)、3-0 ゴメス(42分)、3-1フェルナンデス(45分)、3-2フェルナンデス(79分)

イエロー/レッドカード: バドシュトゥバー(77分、2枚目のイエローカード)/スニガ(70分、2枚目のイエローカード)