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頂上決戦:0−1

バイエルン ― ボルシア・ドルトムントに屈する

FCバイエルンはブンデスリーガのライバルチームをさらに突き放す、千載一遇のチャンスを逃した。 第13節、ホームの大観衆を前に、ディフェンディングチャンピオンのボルシア・ドルトムントに0−1(前半0−0)で敗北を喫したレコルトマイスター、だがそのドルトムントに勝ち点2のリードを残し、首位不動。

アリアンツ・アレーナに集まった6万9千の観衆が見たのは、ところどころハイレベルなほぼ互角の戦いだった。両チームがスコアレスで前半戦を折り返した後半20分、カウンター攻撃をものにしたドイツ代表マリオ・ゲッツェがドルトムントに決勝点をもたらした。

スターティングイレブン:
代表戦による2週間の中断期間を経て、ハインケスは予想を覆す選手起用を見せた:6週間前に鼠径部の手術を受けたアリエン・ロッベンが先発、右サイドから攻撃を組み立てた。トーマス・ミュラーを中央で起用し、トニー・クロースをシュヴァインシュタイガーが得意とするボランチの位置へ一つ下げた。その横には出場停止のアナトリー・ティモシュチュクに代わりルイス・グスタボ。さらにはラフィーニャが右サイドバックのポジションで先発出場、ジェローム・ボアテングが中央へ移動し、センターバックとしてプレー。ダニエル・ファン・ボイテンとデビット・アラバがベンチへと下がった。

ドルトムントでは左サイドバックのマルセル・シュメルツァーが怪我から復帰。負傷中のネバン・スボティッチに代わりフェリペ・サンタナがセンターバックを努め、若手のモリッツ・ライトナーではなく主将のセバスティアン・ケールが選択された。

コメント:
「(ゲームを)支配する事ができず、頭脳プレーをしたドルトムントの選手に何度も挟み込まれてしまった。ああいう時はボールを走らせて、サイドを変えていかないといけないが、うまくいできなかった。これで優勝争いはさらに厳しくなる」
(FCバイエルン監督ユップ・ハインケス)


試合経過:
0度を若干下回る気温の中キックオフした試合は、開始直後から両チーム共に決定的なミスを避けようと、運動量は豊富ながらも用心深い試合を展開した。主導権を握ろうとしたバイエルンだったが、長い距離を走ったドルトムントの選手達に、ペナルティーエリア付近までハイプレスをかけられビルドアップできず、前線へのロングボールと大きなサイドチェンジでの試合運びを余儀なくされた。

前半半ばに入り、コンパクトなドルトムントの中盤に空き始めたスペースを利用したバイエルンがペースを掴み出した。だが29分にリベリーが放ったシュート一本を除き、ドルトムントはほとんどホームチームをゴールに寄せ付けなかった。守備に徹した代償としてドルトムントの攻撃は皆無に等しく、11分にゲッツェのフリーキックが一本、33分にレバンドフスキが惜しいクロスを一本上げた程度。当然の結果として前半はスコアレスに終わった。