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マンシティー戦は0−2

バイエルン ― グループ最終戦に敗れる

欧州チャンピオンズリーグのグルプステージを締めくくる一戦で、FCバイエルンは初の苦渋を味わった。昨日水曜の夜、イギリスの強豪マンチェスター・シティーとの対戦に、7つのポジションで選手を入れて替え挑んだドイツのレコルトマイスターは、0−2(前半0−1)で敗北を喫したものの、それまで「チャンピオンクラスの戦い」で獲得していた13ポイントにより、グループ首位通過での決勝トーナメント進出を決めた。

満員札止めのエティハド・スタジアムに集まった4万6千22人の観衆の前で、ホームチームは前半36分、昨年のワールドカップで優勝を経験したダビド・シルバのゴールで先制した。後半に入りバイエルンは大健闘を見せるものの、ヤヤ・トゥーレに追加点(52分)を奪われ、リードを2−0に広げられたまま試合は終了した。しかしこの勝利は、マンチェスターにとっては最終的には報われないものとなった。というのもアウェーでビジャレアルを下したSCCナポリが、バイエルンに続き決勝トーナメント進出を決めたからだ。逆に前評判が高かったイングランドのチームはこれで3位に終わり、次からはヨーロッパ・リーグに戦いの場を移す。

スターティングメンバー:

現在プレミアリーグの首位を走っているマンチェスター・シティーとの対戦を前にして、ハインケスは「一、二のポジションで態勢を変える」と明言していた。ところが試合開始のホイッスルが鳴り響いたとき、ピッチ上のスターティングイレブンには、前のヴェルダー・ブレーメン戦の陣容に対してなんと7名もの新たな顔ぶれが加わっていた。ヨルク・ブット、ラフィーニャ、ディエゴ・コンテント、アナトリー・ティモシュチュク、イビチャ・オリッチ、ダニエル・プラニッチ、そしてニルス・ペテルセンだ。この新布陣をキャプテンとして統率したのは、ベテランのブットであった。

「今日ピッチに立つのはみな、そのポジションにふさわしい選手たち、日頃の練習に対する報いだといえる。彼らが(マンシティーのような)すばらしい相手に対してどのようなプレーを示すのか、見てみたいという気持ちもあった。それに言わせてもらえば、今日のメンバーには、現役のA代表が7名もそろっているよ」とハインケスは試合前に述べた。試合終了間際には宇佐見貴史も途中出場を果たし、自身の欧州チャンピオンズリーグデビューを飾った。」

試合経過:

新布陣のバイエルンイレブンは、立ち上がりから自陣に引き下がり、ハーフライン手前でブロックを組み、まずは相手にボールの支配権を譲るという、お手本どおりのフォーメーションを繰り広げた。一方、この試合に決勝トーナメント進出の最後の望みを託したマンチェスターは、失点を恐れるあまりナーバスになっているのが見て取れた。当然ながら序盤に大きな見せ場は訪れず、スペースをうまく潰していくバイエルンは、イングランドのチームにバイタルエリアへの侵入をほとんど許さなかった。

徐々に連携が取れ始めたミュンヘンは攻撃を果敢に展開し、オリッチ(12分)とアラバ(18分)がそれぞれ相手ゴールを脅かす。その反面、この二人にはイージーミスも目立ち、マンチェスターに次々とボールを奪われるが、全体的に積極性を欠いたホームチームは、それをなかなか活かせずにいた ― 前半36分に、シルバの狙い澄ました低い弾道のシュートが決まりマンチェスターが先制するまでは。この得点でペースをしっかりと握ったマンチェスターは、何度か追加点を奪う絶好のチャンスを演出するが、前半はそのまま終了する。

サイドを入れ替えてスタートした後半戦、ミュンヘンが相手ゴールへと襲いかかるが、得点を決めたのはホームのトゥーレ(52分)。ナポリがビジャレアルで先制点を決めたという一報がスタジアムに流れたのは、その直後のことだ。それにより勝負は事実上決してしまい、マンチェスターは今では無意味となったリードを守る態勢に転じる。その後バイエルンが再び息を吹き返し、相手のペナルティーエリアへ幾度か進出し期待を抱かせるが、結局はゴールネットに揺らすことができずに試合終了。