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ブレーメン相手に4−1

FCバイエルン ― 再び首位奪還

FCバイエルンが首位に返り咲いた!マインツでの敗戦から一週間、FCバイエルンは順位が一つ下のヴェルダー・ブレーメンを4−1(前半1−0)で下し、再び首位奪還に成功。メンヘングラットバッハで同時進行されたグラットバッハ対ボルシア・ドルトムント戦では、ドルトムントが試合を決めきれず1−1のまま試合終了。これによりバイエルンが両ボルシアをかわし、1ポイント差で首位に躍り出た。

完売したアリアンツ・アレーナに集まった6万9千人もの大観衆の前で、優勢だったバイエルンに当然の先制点をもたらしたのは フランク・リベリーだった(22分)。後半に入り間もなくマルクス・ローゼンベルグがアウエーチーム唯一のチャンスを生かし、一時的に追いついたものの、最終的にはリベリー(77分)とファールによるPKを2発決めたアリエン・ロッベン(69分、83分)が試合を決定づけた。ブレーメンは試合終了9分前にアーロン・ハントがレッドカードで退場し、最後は10人での戦いを余儀なくされていた。

スターティングメンバー:

ブレーメン戦では、今週半ばに打撲傷や体調不良で練習から離脱していたマリオ・ゴメス、トニー・クロースの両名が再び起用可能となり、どちらも予想通りスターティングイレブンに名を連ね、結果としてユップ・ハインケスはこの試合に一週間前のマインツ戦と同じ布陣で臨んだ。

ハインケスは後半15分にアラバに代えてロッベンを投入。これによりポジションが変し、クロースがダブルボランチの位置までポジションを下げてルイス・グスタボと組み、ミュラーがトップ下に入りロッベンに右サイドを明け渡した。

ブレーメンのトーマス・シャーフ監督は、ミュンヘンでの試合に身内の不幸により同行できなかった正ゴールキーパーのティム・ヴィーゼ抜きで挑むことになった。代わりを務めたのはこの試合が5度目の出場となったゼバスティアン・ミーリッツだ。また、右ひざの負傷により出場が危ぶまれていた元バイエルンのクラウディオ・ピサロも先発出場を果たした。

試合経過:

バイエルンは試合開始直後から高い集中力で規律を守り、安定したプレーを見せた。ハイプレッシャーをかけブレーメンの攻撃の芽を次々と摘むことで、序盤から試合を優勢に運ぶ。しかし攻撃を捨て、11人全員が自陣に引き下がったブレーメンの守備は堅く、攻めはするものの時折巡ってくるカウンターを除きチャンスをなかなか作れずにいた。前半22分にリベリーの先制点が生まれたのも、そんなカウンターからだった。

その後も試合に大きな変化は見られず、バイエルンは相変わらず攻め続けたが、人数をかけて守備に徹したブレーメンのディフェンスを崩せない。その一方でバイエルンの守備陣は敵の攻撃を完封し、一度たりとも相手にチャンスを許さなかった。前半戦のデータが物語るように、ボール支配率64%、シュート数6対2、クロス数10対3と軍配はいずれもバイエルンにあがった。

後半に入り好スタートを切ったブレーメンが活発的に攻撃を仕掛け出すが、ゴールを脅かすまでにはいたらず。そんな中、突然ローゼンベルグが誰もの意表をつく同点弾(52分)を決めた。なかなかショックから立ち直れないバイエルンだったが、ロッベンがPKからゴールを奪い(69分)、ようやくペースを取り戻す。これにより徐々に活気を失っていくアウェーのチームを今度はリベリーが3−1と突き放し(77分)、ハントのレッドカード(81分)により10人になったブレーメン相手に、最後はロッベンが再びペナルティースポットからだめ押しの4点目(83分)を奪い、試合を4−1とした。