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クロースとゴメスがゴール

バイエルン、ハノーファーをねじ伏せる

FCバイエルン、任務達成! ブンデスリーガ27節、ホームのハノーファー96戦を2−1(前半1−0)で制したレコルトマイスターは、これにより少なくとも24時間は首位のドルトムントに勝ち点2差まで迫ったことになる。もっとも25日(日)のケルンでの試合の結果次第では、ドルトムントが再び勝ち点差を5に引き離すかもしれない。3位のグラッドバッハ(対ホッフェンハイムとのアウェーマッチに1−2で敗れた)との勝ち点差は6に開いた。

本日土曜も満員札止めとなったアリアンツ・アレーナの69,000人の大観衆の前で、バイエルンは、試合が週2のペースで続き体力的に厳しい状況にあるにもかかわらず、長い時間にわたり賢い試合運びを見せた。相手に隙を与えぬ固い守備に加え、攻撃面ではトニー・クロース(前半36分)とマリオ・ゴメス(後半23分)が試合を支配したFCBにゴールをもたらした。ディディエ・コナン・ヤ(後半29分)が一点返した後は、アウェーのハノーファーが全力で同点弾を狙いにきたが、ミュンヘンは高い士気で賢明に対応して逃げ切り、ブンデスリーガのホームゲームで7連勝を飾った。

スターティングメンバー:
15日間で5試合目となった本日の試合、ユップ・ハインケスは初めて先発をローテンションしてきた。疲労がたまりコンディション不良を訴えていたマリオ・ゴメスとトーマス・ミュラーに一時の休養を与えた代わりに、イヴィチャ・オリッチとダニエル・プラニッチがブンデスリーガ今季初の先発出場を果たした。オリッチはワントップをつとめ、プラニッチはボランチの位置でルイス・グスタボとコンビを組み、トニー・クロースがトップ下にポジションを上げた。

ハノーファーはリーグ戦前節(アウェーのケルン戦を4−1で勝利)から3カ所でポジションを入れ替えてきた。エマヌエル・ポガテツ、クリスティアン・パンダー、マメ・ビラム・ディウフが、カリム・ハグイ、クリスティアン・シュルツ、元バイエルンのヤン・シュラウドラフに代わり出場した。

試合経過:
メンヒェングラッドバッハでのポカールの死闘から中2日、バイエルンは幸先良いスタートを切った。早い時間帯での先制点を奪いに攻め上がったバイエルンは、オリッチ(前半4分)とリベリー(前半20分)がチャンスを作るものの活かせずにいた。前半20分過ぎからは、週2のペースで試合を消化してきたつけがまわってきたのか、ホームチームが勢いを失い、ハノーファーが調子を上げ始めた。

FCBのビルドアップを潰しに出たアウェーチームは、高い位置からハイプレスをかけ、前半では一番良い時間帯に入り、あと一歩でディウフ(前半21分、36分)が先制点というシーンが続く。しかし、ここでバイエルンが本領発揮。リベリーとロッベンの一瞬ひらめきから、クロースが芸術的な先制点(前半36分)を奪った。前半終了間際にはオリッチ(前半45分)があわゆくば追加点という場面もあった。チャンスの数と支配率(シュート数6対3、ボール支配率66%)で上回ったFCBが、前半リードして折り返したのは当然ともいえよう。

後半開始のホイッスルが鳴ると、バイエルンは慎重な試合運びに転じ、ディフェンスを固め、鋭いカウンターで追加点を狙う作戦に出た。それが見事にはまる。途中出場したゴメスの最初のチャンス(後半18分)はポストに弾かれたものの、2度目は決まり2−0(後半23分)とした。これで試合が決まったと思われた矢先、コナン・ヤがオーバーヘッド(後半29分)で一点返し、アウェーチームに希望をもたらした。

終盤、ハノーファーは同点弾を狙いに果敢に攻め上がり、試合は再度ヒートアップ。ノイアーが大ピンチ(後半40分)をしのぐと、逆サイドではミュラーが3−1のチャンス(後半41分)を逃した。最後にはバイエルンが逃げ切り、勝つべくして勝ち点3を手にした。