presented by
Menu
マルセイユ戦、再び2−0

FCB強し ― オリッチの2ゴールで準決勝進出

任務完了! FCバイエルンが6回目となるチャンピオンズリーグの準決勝進出を決めた! ドイツのレコルトマイスターは3日(火)、対オリンピック・マルセイユ戦の準々決勝リターンマッチを危なげないパフォーマンスで、ファーストレグ同様に2−0(前半2−0)で勝利した。ベスト4入りを果たしたFCB、次は17日(木)と25日(金)にアポエル・ニコシア相手に初戦を3−0で先勝したレアル・マドリードとの対戦が予想される。

満員札止のアリアンツ・アレーナでは、前半から早くもイヴィチャ・オリッチが大爆発、66,000人の大観衆を魅了し準決勝進出を決定づけた。全てにおいて相手を上回っていたFCBは、クロアチア出身のオリッチが2ゴール(前半13分、37分)を奪うと、その後はリードを活かした巧みな試合展開を見せた。マルセイユは、守護神スティーブ・マンダンダの活躍により、更に点差が開くのを免れた。

スターティングメンバー:
25日間で8試合目となったこの試合、ユップ・ハインケスは再び先発メンバーを入れ替えてきた。リーグ戦前節のニュルンベルグ戦から今度はアリエン・ロッベン、マリオ・ゴメス、ダニエル・プラニッチとディエゴ・コンテントがベンチスタートとなり、代わってフランク・リベリー、イヴィチャ・オリッチ、デヴィッド・アラバとルイス・グスタボがスターティングメンバーに名を連ねた。バスティアン・シュヴァインシュタイガーはイエローカードの累積により出場停止となった。

先週末の試合を延期して臨んだマルセイユもFCB同様4−2−3−1のフォーメーションを選択。累積による出場停止処分が解けたキャプテンのスティーブ・マンダンダはゴールへ戻ったが、代わりに元バイエルンのアルー・ディアラが欠場(3枚目のイエローカードで出場停止)。ディアラに代わりダブルボランチの一角をつとめたのはベノワ・シェイル。最前線にブランドンを配置し、その後ろでマチュー・バルブエナが司令塔をつとめ、両ウィングにアンドレ・アユー(左)とロイク・レミ(右)を起用した。

試合経過:
試合開始直後から主導権を握ったバイエルンは、幾つかの小さなチャンスを作る。FCBのビルドアップを邪魔すべく高い位置から仕掛けたマルセイユのハイプレスは、ほとんど効果を発揮せず。それでも万人の予想を覆し、この試合最初のビッグチャンスはフランスのチームに訪れた。前半12分のこの大ピンチからバイエルンを救ったのはノイアー。その直後攻撃に転じたバイエルンは、先制パンチ! リベリーのアシストからオリッチが冷静にゴールを決めた(前半13分)。

このリードにより、ハインケスイレブンはいったんは勢いを緩めるも、前半25分から攻撃の火の手を燃え上がらせる。バイエルンは一気にペースを上げ、公式戦ここ9試合勝ち星がないアウェーのマルセイユを次々と苦境に陥れた。マルセイユの守護神マンダンダは、追加点の危機から幾度となくチームを救う。一度はポストにも救われた(前半33分)。いつゴールが入ってもおかしくない状況の中、ついに待望の2点目をオリッチが奪い(前半37分)、これでマルセイユは、なおも勝ち進むためにはゴールを4つ決めなくてはならなくなった。

後半に入ると、バイエルンは危なげない試合運びを見せる。アウェーのマルセイユにはほとんどチャンスを許さず、早い攻撃で次々と相手ゴール前に攻め込んだ。後半半ば、両チームとも何人かの選手を交代してからは、FCBがギアーを1段落とし、試合もすっかり落ち着いた。FCBは当然ともいえる準決勝進出を揺るがないものとした。