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アウディ・フットボール・サミット

2-1! FCB、ヴォルフスブルグ戦を制す

FCバイエルンは今回の中国遠征最後のテストマッチ第2戦も勝ち星で飾った。27日(木)夜(現地時間)ドイツのレコルトマイスターは広州で行なわれたアウディ・フットボール・サミットでブンデスリーガのライバルチーム、VfLヴォルフスブルグと対戦、ハイレベルなゲームを2-1(前半2-0)で勝利した。35,000人の観客が集まった広州のオリンピックスタジアムでは、マリオ・マンジュキッチ(前半29分)とアリエン・ロッベン(前半39分)がFCBの2ゴールを決め、後半ロスタイムにはヴァクラフ・ピラーが一点返し、ヴォルフスブルグは無得点を免れた。

「両チームとも、とても集中した試合運びとなった。前半のリードから、この結果は妥当なもの」と、表彰式を終えユップ・ハインケスは語った。
「選手はみな、この極端な気象条件のもと、全力で取り組んでくれた。大いに満足している」

高温多湿の亜熱帯性気候の中、ユップ・ハインケスは「トップレベルの対戦相手」との一戦に、2日前に北京で6-0の勝利を収めた布陣から選手を3名入れ替えて臨んだ ― ティモシュチュク、シェルダン・シャキリ、クラウディオ・ピサーロに代わり、ルイス・グスタボ、トーマス・ミュラー、マリオ・マンジュキッチが先発した。この日59際の誕生日を迎えたヴォルフスブルグのフェリックス・マガト監督のスターティングイレブンには、元バイエルンのストライカー、イヴィツァ・オリッチも名を連ねた。

ファン・ボイテン、ピンチを救う

この試合最初のチャンスを掴んだのは、そのオリッチだった。しかし彼のヘディングはFCBの主将をつとめたダニエル・ファン・ボイテンにゴールラインぎりぎりでクリアーされる。その数分後にはパトリック・ヘルメス(前半8分)が好機を得たが、シュートは枠を外してしまう。好スタートを切ったのは《ヴェルフェ》(狼を意味するヴォルフスブルグの愛称)だったが、前半10分頃からFCBは徐々に試合を支配し始めた。

バイエルンは、ファン・ボイテン(前半11分)、アリエン・ロッベン(前半16分)と立て続けにあわやゴールというヘディングシュートを放つが、ロッベンのヘディングはクロスバーに嫌われ得点には至らず。その後前半28分、ミュラーがペナルティーエリア内で相手選手2人に倒され、マンジュキッチがPKをしっかりと決め、FCBが先制した(前半29分)。

リベリーとロッベン、夢のよう

前半終盤に入り、ヴォルフスブルグは息を吹き返す。オリッチのシュートは惜しくも枠を外し(前半34分)、その一分後には日本代表の長谷部誠がマイナスに受けたボールを狙っていったが、ノイアーの好セーブに阻まれた。攻めるヴォルフスブルグだが、その結果ミュンヘンのカウンターの餌食となる。リベリーのキラーパスから抜け出したロッベンは、ヴォルフスブルグのキーパー、マルヴィン・ヒッツと1対1となり、華麗なループシュートでリードを2-0に広げて(前半39分)前半を終えた。

後半に入るとさすがにバイエルンの選手には、気候、トレーニング、移動の疲れが見て取れるようになった。ハインケスは控えのフィールドプレーヤー7名全員を順次投入するが、試合の流れを再び引き寄せるには至らなかった。

ゴメス、クロスバーに阻まれる

その分ノイアーには見せ場が訪れた。後半20分には、スルジャン・ラキッチのシュートを見事なパンチングで凌いでみせた。その前にオリッチ(後半8分)とナルド(後半9分)が狙っていったフリーキックは、ゴールマウスから外れた。ルイス・グスタボのクリアーミスにもノイアーは反応し、ピンチを救ってみせた(後半18分)。

もっとも試合をコントロールし続けたバイエルンにも、追加点をあげるチャンスはあった。ピサーロのスルーパスに、マリオ・ゴメスはあと一歩のところでヒッツに阻まれ(後半32分)、その直後にヒッツはピサーロのミドルシュートを凌ぎ(後半33分)、僅かその一分後にヴォルフスブルクのキーパーは、ゴメスのヘディングがクロスバーを直撃するというツキにも恵まれた。

終盤、ファン・ボイテンが再び頭で狙ったが、クロスバーの上(後半38分)。フィールドの反対側でトーマス・カーレンベルグが掴んだチャンスも、ゴールの枠を捉えることはできず(後半44分)。そして迎えた後半ロスタイム、遂にピラーが至近距離から待望のゴールを奪い、ヴォルフスブルグは試合の流れからも妥当と言える1点を返し無得点を免れた。試合はそのまま2-1で終了。バイエルンは飛行場に直行し、明日金曜の早朝にはミュンヘンに戻る予定だ。

FCバイエルン – VfLヴォルフスブルグ 2-1(2-0)

FCバイエルン:
 ノイアー – ボアテング、ファン・ボイテン、ダンテ(後半1分バドシュトゥーバー)、コンテント(後半1分ティモシュチュク)– ルイス・グスタボ、クロース(後半18分カン)– ロッベン(後半1分ピサーロ)、ミュラー(後半22分ヴァイザー)、リベリー(後半1分シャキリ)– マンジュキッチ(後半1分ゴメス)
控えメンバー: シュタルケ、レーダー

VfLヴォルフスブルグ: ヒッツ – ファグナー(後半35分ディエゴ)、ナルド(後半35分ルス)、ポガテッツ(後半1分クノッへ)、シェーファー(後半35分カーレンベルグ)– ハサニ(前半27分長谷部)、ジョズエ(後半24分デヤガ)、ポラーク(後半1分ピラオ)– オリッチ(後半24分トレーシュ)、ヘルメス(後半1分オロスコ)– ドスト(後半1分ラキッチ)

主審: Zhao Liang(中国)
観客数: 35,000人
ゴール: 1-0マンジュキッチ(前半29分PK)、2-0ロッベン(前半39分)、2-1ピラー(後半45+1分)
イエローカード: シャキリ/−