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マンジュキッチと「ピッツァ」がゴール

FCB、トレンティーノ選抜相手に11-0と圧勝

選手たちにとっては嬉しい気分転換となった。ここ数日間のハードトレーニングとはうって変わり、17日(火)夜にはガルダ湖でプレシーズン・テストマッチ第3戦が組まれていた。アルコ・スタジアムでトレンティーノ選抜チームと対戦したFCバイエルンは、相手にチャンスの芽すら与えぬ強さで圧勝。2,750人の観客が見守る中、ドイツのレコルトマイスターは、90分間を通して見どころ満載の試合を披露。最終的には、試合展開から当然ともいえる11点差(前半6-0)をつけ、勝利をものにした。

ユップ・ハインケス総監督は、イタリアの選抜チームとのこの一戦に、新加入のマリオ・マンジュキッチを先発起用した。フォワードのマンジュキッチは、移籍後初ゴールでこの試合の4点目(前半20分)を決め、監督の期待に見事に応えてみせた。試合後クロアチア人の彼はこう述べている。
「ゴールは気持ちよかった。でも全般的に良い試合ができて、自分のゴールは二の次に過ぎない」
最後にはバイエルンに戻って来たクラウディオ・ピサーロが復帰後初ゴールを決め(後半34分)、テストマッチを11-0で締めくくった。

この試合、FCBに先制点をもたらしたのは、若手のオリバー・マルクーズだった。オーストリア人のマルクーズは、前半6分にゴール手前16メートルから見事にゴールネットを揺らすと、5分後の前半11分には自身2ゴール目を決めて見せた。前半、ミュンヘンのチーム最多得点をあげたのは、ハットトリック(前半10分、34分、43分)を飾ったアリエン・ロッベンだ。15日(日)にチームに合流したばかりのオランダ人のロッベンの、特に5-0へとリードを広げたゴールシーン(ゴール上隅にカーブシュート)は、観客を魅了した。

FCBは全体的に高い運動量で試合を進めたが、ここ数日間の厳しいトレーニングの疲れを感じさせるシーンも当然ながら見受けられた。その結果、例えば手も足も出なかったトレンティーノ選抜にも、前半38分、コーナーキックからのビッグチャンスが訪れるが、ダンテにゴールライン上でぎりぎりクリアーされる。

後半に入り、ピサーロがレコルトマイスターでの再デビューを飾った。ペルー出身のピサーロは、シェルダン・シャキリに代わりトップ下のポジションで登場、同じく途中出場したセンターフォワードのケヴィン・フリーゼンビヒラーのサポート役に徹した。ハインケス監督はハーフタイムでチームを総入れ替え、数名の若手選手に加え、ラフィーニャ、ダヴィド・アラバ、ディエゴ・コンテント、ミッチェル・ヴァイザー等にも出場の機会が与えられた。ロッベンをはじめとする前半組は、ハーフタイム終了後はロッカールームから姿を現すことはなかった。

選手をガラリと入れ替えて挑んだ後半も、試合の流れは変わらなかった。アラバ(後半7分)がゴールラッシュを引き継ぐと、彼と同じオーストリア出身のフリーゼンビヒラーが大爆発。期待の若手フォワードは、文句の付けようがない完璧なハットトリック(後半9分、19分、21分)を達成! 最後はピサーロのペナルティーエリア付近からの技有りシュートで幕を閉じた。

トレンティーノ選抜 – FCバイエルン 0-11(前半0-6)

トレンティーノ選抜:
FCバイエルン:
 シュタルケ(後半1分レーダー)– ランコヴィッチ(後半1分ラフィーニャ)、ファン・ボイテン(後半1分ヴァイン)、ダンテ(後半1分カン)、ヴルツォギッチ(後半1分コンテント)– ティモシュチュク(後半1分シュミッツ)、ルイス・グスタボ(後半1分アラバ)– ロッベン(後半1分ヴァイザー)、シャキリ(後半1分ピサーロ)、マルクーズ(後半1分ホイビェルグ)– マンジュキッチ(後半1分フリーゼンビヒラー)
控えメンバー: リードミュラー

主審: フランチェスコ・スキフォ(トレント)
観客数: 2,750人
ゴール: 0-1マルクーズ(前半6分)、0-2ロッベン(前半10分)、0-3マルクーズ(前半11分)、0-4マンジュキッチ(前半20分)、0-5ロッベン(前半34分)、0-6ロッベン(前半43分)、0-7アラバ(後半7分)、0-8、0-9、0-10フリーゼンビヒラー(後半9分、19分、21分)、0-11ピサーロ(後半34分)