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北京国安足球倶楽部相手に6-0で勝利

FCB、中国でファンを魅了

FCバイエルンは北京の蒸し暑さを物ともしなかった。24日(火)午後(ドイツ時間)ドイツのレコルトマイスターは、地元の北京国安足球倶楽部との中国遠征最初のテストマッチを6-0(前半3-0)で快勝した。《Yingli Cup 2012》の一環として行なわれたこの試合で、ミュンヘンのチームは90分間を通して集中力をほぼ切らすこと無く、面白いように相手を翻弄した。オウンゴール(前半7分)、アリエン・ロッベン(前半10分)、クラウディオ・ピサーロ(前半43分)、トーマス・ミュラー(後半29分)、マリオ・マンジュキッチ(後半33分)、マリオ・ゴメス(後半35分)の6ゴールで、FCBはプレシーズン・テストマッチ4連勝を飾り中国のファンを魅了した。

中国サッカー・スーパーリーグの首位を独走する北京国安との対戦で、ハインケスはベストイレブンをフィールドに送り出した。バイエルンとドイツのナンバー1ゴールキーパー、マヌエル・ノイアーの前でディフェンスラインを組んだのは、右からジェローム・ボアテング、ダニエル・ファン・ボイテン、新加入のダンテ、ディエゴ・コンテントの4名だ。ダブルボランチにはアナトリー・ティモシュチュクとトニー・クロースを起用、攻撃的ミッドフィールダーとしてアリエン・ロッベン、シェルダン・シャキリ、フランク・リベリーが先発した。ワントップを勤めたのは、この日が初めての先発出場となったクラウディオ・ピサーロだ。

ユニフォームの背中に選手名を漢字で表記した特注ユニフォームでこの試合に臨んだバイエルンは、40,000人の大観衆が集まったウァーカーズ・スタジアム(北京工人体育場)で、試合開始早々北京の蒸し暑さを物ともしない猛攻をしかけ、前半だけでも次々と素晴しいチームプレーを披露した。そのうち二つのコンビネーションを活かし、FCBは早々と2点のリードを奪ってみせた。前半7分には、持ち前のすばしっこさを発揮したシャキリとロッベンがワンツーパスで北京のディフェンスラインを翻弄すると、オランダ人のロッベンが中央で待ち構えていたピサーロにマイナスのボールを供給。ピサーロのトウキックはポストに阻まれたが、クリアーしようと駆けつけた北京国安ディフェンダーの張俊哲が不運にもオウンゴール、FCBが先制点を獲得した。

ボールが再度ゴールネットを揺らすのに費やした時間は僅か3分。クロースから右サイドでパスを受けたボアテングが完璧なセンタリングを上げ、ロッベンがゴール手前数メートルから技有りのヘディングシュートを決め(前半10分)、リードを広げた。その後バイエルンは、ゲームスピードを幾らか落としてプレーしたが、それでも面白いようにボールを回し、見所満載の攻撃サッカーを展開した。リベリー(前半33分)、ファン・ボイテン(前半38分)、クロース(前半41分)はいずれもリードを3点に広げるチャンスを活かせずに終わったが、ついにピサーロがリベリーのピンポイントのクロスに頭で合わせ3-0とした(前半43分)。前半終了間際にはシャックがあと一歩で4点目となるシーンもあったが、ボールがイレギュラーバウンドしゴールを外れてしまった。

ハインケス監督はハーフタイムで選手をガラリと入れ替え、8名の新しい選手(シュタルケ、ヴァイザー、バドシュトゥーバー、カン、ルイス・グスタボ、ミュラー、マンジュキッチ、ゴメス)を送り出して後半戦に挑んだ。バイエルンの総監督は新たなシステムをテスト、4-4-2のフォワード二枚にゴメスとマンジュキッチを投入、ミュラーとシャキリをサイドハーフでプレーさせた。 そのミュラー(後半1分)とゴメス(後半2分)が後半立ち上がりにいきなりチャンスを掴んだが、得点に繋げることはできず。後半12分に新加入のマンジュキッチがチャンスを得るも、ヘディングはゴールポストに阻まれた。

終盤に入りFCBは今一度攻撃の圧力を増す。その当然の帰結が追加点! ファンの間で一番人気のミュラーが、まずゴメスの横パスを至近距離から蹴り込んだ(後半29分)後、次は右サイドをアグレッシブに攻め上がり、この試合5点目を自らアシストしてみせた。ミュラーのアシストを中央ゴール手前15メートルから決めたのは、冷徹なフィニッシュを見せたマンジュキッチ(後半33分)。見所満載のこの試合、最後を締めくくったのは、ゴメスだった。シャキリが左サイドのマーカーを華麗に抜き去り中央へ放り込んだクロスにドイツ代表ゴメスがヘディングシュートを合わせて6-0(後半35分)と得点差を広げた。


北京国安足球倶楽部 – FCバイエルン 0-6(前半0-3)

北京国安足旧倶楽部:

FCバイエルン:
 ノイアー(後半1分シュタルケ) – ボアテング(後半1分ヴァイザー)、ファン・ボイテン(後半1分バドシュトゥーバー)、ダンテ、コンテント – ティモシュチュク(後半1分カン)、クロース(後半1分ルイス・グスタボ)– ロッベン(後半1分ミュラー)、シャキリ、リベリー(後半1分マンジュキッチ)– ピサーロ(後半1分ゴメス)

主審: Fan Qi(中国)
観客数: 42,000人
ゴール: 0-1張俊哲(前半7分オウンゴール)、0-2ロッベン(前半10分)、0-3ピサーロ(前半43分)、0-4ミュラー(後半29分)、0-5マンジュキッチ(後半33分)、0-6ゴメス(後半35分)