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カイザースラウテルン戦は3-2で勝利

FCB、テストマッチ8戦7勝

今季最初の公式戦、DFBポカール一回戦の対ヤーン・レーゲンスブルグ戦を3週間後に控え、FCバイエルンはみるみる調子を上げている。1日(水)夜、ドイツのレコルトマイスターは、アウェーで昨年ブンデスリーガ2部に降下したばかりの1.FCカイザースラウテルンと対戦。試合の内容からも妥当といえる3-2で勝利し、プレシーズン・テストマッチ8戦中7勝目を飾った。

フリッツ・ヴァルター・シュタディオンに集まった25,873人の観客が目の当たりにしたのは、序盤からFCB優勢で進められた、攻守の切り替えの激しい、見所満載の試合だった。トーマス・ミュラー(前半23分)がバイエルンに先制点をもたらすと、カイザースラウテルンはフロリアン・ディックのゴール(前半35分)で前半中に試合を振り出しに戻した。後半に入ると途中出場のエムレ・カン(後半23分)とシェルダン・シャキリ(後半41分)の2ゴールでFCBが勝利への布石を打った。カイザースラウテルンはイタイ・シェクター(後半44分)のゴールで一点返したが、試合はそのまま幕を閉じた。

「高いモチベーションで挑んでくる相手と良いテストができた。総合的にとてもポジティブに捉えている。この試合を組んだかいがあった」とユップ・ハインケス監督は試合終了後に述べた。昨日火曜の夜、インゴルシュタットで行なわれたドイツ南部パウラーナー・カップと同様に、ハインケスはこの日もコンディション調整中のバスティアン・シュヴァインシュタイガーとクラウディオ・ピサーロ抜きで試合に臨んだ。他にも負傷中のダヴィド・アラバ、ラフィーニャに加え、軽傷を負ったフランク・リベリーとディエゴ・コンテントも出場を見送った。

とはいえ、十八番の4-2-3-1のシステムでこの試合に臨んだレコルトマイスターのスターティングイレブンは、実に豪華なラインナップ。ゴールを守るマヌエル・ノイアーの前でフォーバック組んだのはフィリップ・ラーム、ダニエル・ファン・ボイテン、ホルガー・バドシュトゥーバー、ルイス・グスタボの4名。ダブルボランチにはアナトリー・ティモシュチュクとトニー・クロースが起用され、攻撃的な三枚にアリエン・ロッベン、ミュラー、シェルダン・シャキリを配置。センターフォーワドとしてはマリオ・ゴメスがプレーした。

FCB、勢い良くスタート

真夏の気温の中、試合がキックオフを迎えると、バイエルンはホームチームにすぐさまプレッシャーをかけに出た。前半5分には、ゴメスがゴール手前5メートルでいきなりチャンスを掴んだが、これはFCKのゴールを守るトビアス・ズィッペルが素晴しい反応で阻止、早い時間帯での失点を免れた。その後、ロッベン(前半8分、11分)が立て続けに好機を得たが、ズィッペルの壁を越えられず、ゴール手前20メートルからゴメスが放ったシュート(前半13分)はポストに弾かれた。

6日(月)にブンデスリーガ2部で対ウニオン・ベルリン相手の開幕戦を控えているラインランド・プファルツ州のカイザースラウテルンは、アルベルト・ブンヤク(前半13分)がファーストチャンスを作ったが、ペナルティーエリアすぐ外からブンヤクが放ったシュートは、ノイアーがピカイチの反応を見せ、足でセービング。その後イドリスー(前半19分)がゴール手前20メートルからミドルシュートを狙っていったが、ノイアーには問題無し。

ミュラー先制、ディック同点弾

バイエルンのポセッションサッカーは前半23分ついに報われる。ロッベンのクロスにゴメスは合わせられなかったが、最後はミュラーが至近距離から沈めて先制。リードを奪ってからのバイエルンは、その後も優勢に試合をコントロールしてみせた。しかし無失点で前半を折り返すことはできず、ゴール手前20メートルからディックにフリーキックを直接蹴り込まれ(前半35分)、1-1の同点でハーフタイムを迎えた。

後半に入ってからも、バイエルンは試合を支配するだけでなく、ゴールチャンスの数でも相手を上回る。ゴメス(後半4分)のあわよくば追加点というシーンでは、ディックがギリギリのところでクリアー。続いて中央右寄りでチャンスを得たロッベンがシュート(後半5分)を放ったが、直後のクロース(後半18分)と同様、僅かに枠を外してしまう。後半14分には、ゴール手前20メートルからのフリーキックをロッベンが直接狙っていった。だがこれも、カイザースラウテルンのセカンドゴールキーパー、ダヴィド・ホースに止められた。

カン、シャキリがゴール

一方のカイザースラウテルンは、なかなか攻撃を組み立てることができずにいた。後半に入り、フランコ・フォーダ監督が選手を次々と入れ替えたのがその理由の一つだろう。イタイ・シェクター(後半31分)が一発、地を這うシュートを放ったが、ノイアーゴールを脅かすにはいたらず。この時点までにFCBは、途中出場のカンがミュラーとの華麗なパスワークからゴール(後半23分)を奪い、再び2-1とリードしていた。

終盤には、マンジュキッチとラームのすばらしいコンビネーションを最後はシャキリが決め、FCBが3-1とリードを広げる。終了間際にシェクター(後半44分)が一点返すも、試合はバイエルンの勝利で幕を閉じた。
「上達している。毎週一歩ずつ」と試合後にチームのパフォーマンスを評価したロッベンもまた、ブンデスリーガ2部のカイザースラウテルン戦には満足したようだ。


1.FCカイザースラウテルン – FCバイエルン 2-3(前半1-1)

1.FCカイザースラウテルン: 
ズィッペル(後半1分ホース)– ディック(後半26分オルバン)、ズィムネク(後半1分ヤヒア)、ハインツ(後半41分ヴーテン)、イェッセン(後半30分ブゲラ)– ヴェルモウト(後半16分フォルトゥニス)、アルシ(後半26分ハイリ)、ボリシウク(後半12分リンスマイヤー)、ツック(後半1分デルストロフ)– ブンヤク(後半1分シェクター)、イドリスー(後半1分ミカンスキ)

FCバイエルン: ノイアー – ラーム、ファン・ボイテン(後半1分ボアテング)、バドシュトゥーバー(後半28分ダンテ)、ルイス・グスタボ – ティモシュチュク(後半14分カン)、クロース – ロッベン(後半36分ヴァイザー)、ミュラー、シャキリ(後半42分シェプフ)– ゴメス(後半14分マンジュキッチ)
控えメンバー: シュタルケ

主審: クリスティアン・ディンゲルト
観客数: 25,873人
ゴール: 0-1ミュラー(前半23分)、1-1ディック(前半35分)、1-2カン(後半23分)、1-3シャキリ(後半41分)、2-3シェクター(後半44分)
イエローカード: −/−