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開幕戦勝利

バイエルン、チャンピオンズリーグ白星スタート

「布石」(トーマス・ミュラー)は打たれた! FCバイエルンは、ホームでのチャンピオンズリーグ開幕戦を制し、9大会連続での白星スタートを決めた。19日(水)夜、ユップ・ハインケス監督率いるチームは、ホームのアリアンツ・アレーナで、グループFの初戦、対ヴァレンシア戦を2-1(前半1-0)で勝利した。これでFCバイエルンは、今季開幕からの連勝記録を6に伸ばした。

新加入のハヴィエル・マルティネスを初めてスターティングメンバーに加えたバイエルンは、試合開始からゲームをコントロールしてみせた。防戦一方のヴァレンシアにとっては、それ以上点差が開かなかったことがせめてもの救い。バイエルンは前半バスティアン・シュヴァインシュタイガー(前半38分)のゴールで先制、トニー・クロースが後半に追加点(後半31分)を奪い、リードを広げた。終了間際にヴァレンシアのネルソン・ヴァルデス(後半45+1分)に一点返された直後には、マリオ・マンジュキッチがPKのチャンスを得たが、ヴァレンシアのゴールキーパーに阻まれ、試合は2-1のまま幕を閉じた。

スターティングメンバー:
対ヴァレンシア戦、ハインケスは初めてマルティネスを先発起用した。スペイン人の彼は、母国のヴァレンシア相手にバスティアン・シュヴァインシュタイガーと共にダブルボランチでプレー、ルイス・グスタボはベンチスタートとなった。だがFCBの監督は、この他にもサプライズを用意。シェルダン・シャキリとトーマス・ミュラーがスターティングメンバーを外れ、代わってケガから回復したフランク・リベリーとアリエン・ロッベンがサイドアタッカーを務めた。ワントップでは、絶好調のマリオ・マンジュキッチに代わり、クラウディオ・ピサーロがスタメンデビューを果たした。

ヴァレンシアのマウリシオ・ペレグリーノ監督は、2-1で勝利した対セルタ・デ・ヴィーゴのリーグ戦から3つのポジションを入れ替えてきた。アントニオ・バラガン、ジョナタン・ビエラ、ヴィクトル・ルイスに代わり、ジョアン・ペレイラ、アンドレス・グアルダード、元ブンデスリーガのリカルド・コスタが先発した。

試合経過:
苦杯を喫した昨季のホームでのチャンピオンズリーグ決勝戦からちょうど4ヶ月の本日水曜、FCバイエルンは試合開始直後から攻め上がり、序盤はヴァレンシア守備陣を相当苦しめた。しかし時間が経つにつれヴァレンシアの守備が安定感を増すと同時に、FCBの攻撃は失速、ビルドアップでは精度を欠き、ロングシュート以外ではチャンスを作れずにいた。

ところが30分少々が過ぎるころから、レコルトマイスタは、突如ギアーを入れ替える。そしてシュヴァインシュタイガーの公式戦3試合連続となるゴール(前半38分)により、試合展開からいっても妥当といえる先制点を奪うことに成功した。一方、前半は終始FCバイエルンに支配され続けたヴァレンシアは、シュート数0本でハーフタイムを迎えた。

バイエルンはハーフタイムでリベリー(太ももに違和感)に代わりミュラーを投入したが、後半に入っても試合展開が変わることは無かった。バイエルンは、圧倒的な支配率で突破口を探し続けた。時間が経つにつれヴァレンシアも攻撃に転じ始めると、後半31分にクロースのミラクルゴールが生まれた。これでヴァレンシアは息の根を止められたかのようにも見えたが、試合は終了間際になり今一度動き出す。

元ブレーメンのヴァルデス(後半45+1分)が一点を返し、試合の行方が分らなくなる。すると今度はロッベンがペナルティーエリア内で倒され、バイエルンはPKを獲得。ヴァレンシアのラミは2枚目のイエローカードで退場。しかし途中出場のマンジュキッチはPKを止められてしまう。結局試合は2-1のまま幕を閉じ、FCBはチャンピオンズリーグ2012/2013年シーズンで大事な白星スタートを飾った。