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バテ・ボリソフのカウンター炸裂

バイエルン、アウェーのバテ戦に敗れる

FCバイエルンは、チャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦で初黒星を喫した。2日(火)夜、ドイツのレコルトマイスターは、アウェーのFCバテ・ボリソフ戦に1-3(前半0-1)で敗れ、グループFでの順位を一つ落とした。逆にベラルーシ代表のバテ・ボリソフ(勝ち点6)はグループ首位に立ち、これにバイエルン(勝ち点3)、LOSCリールを2-0で下したFCヴァレンシア(勝ち点3)、リール(勝ち点0)と続く。

およそ2万人の熱狂的なサポーターが押し寄せたミンスクのディナモ・スタジアムで、バテ・ボリソフは予想通り熱いバトルを繰り広げてきた。FCBは、ポスト(前半13分)とクロスバー(後半38分)に嫌われた2度のチャンスを除けば、ホーム、バテ・ボリソフのコンパクトな守備防壁を崩せずにいた。一方バテ・ボリソフは、目が覚めるようなカウンター攻撃を幾度となく浴びせ、アレクサンドル・パヴロフ(前半23分)、ヴィタリ・ロジオノフ(後半33分)、レナン・ブレサン(後半45+4分)の3発で勝負を決めた。バイエルンは終了間際、フランク・リベリーのゴール(後半45+1分)で一点差にまで迫っていたが、反撃は時すでに遅し、最後にだめ押しの3点目を奪われ敵地で散った。

スターティングメンバー:
ハインケスはミンスクの決戦でもローテンションを行い、公式戦10戦目で10パターン目のスターティングイレブンをフィールドに送り込んだ。なかでも注目を浴びたのは、バスティアン・シュヴァインシュタイガーのベンチスタートだった。
「バスティアンは足首に軽傷を負っている。多くの試合に出場してきただけに、この辺で一休みするのがベストだ」とハインケスは説明した。3日前の対ブレーメン戦には先発出場していたクラウディオ・ピサーロも、シュヴァインシュタイガー同様ベンチスタートとなり、代わってハヴィ・マルティネスとマリオ・マンジュキッチの2名がスタメンに名を連ねた。

一方のバテ・ボリソフは、アウェーのリールとの開幕戦を制した(3-1)イレブンから、ポジションを一つだけ変更。アルテム・ラドコフに代わりイーゴル・フィリペンコがセンターバックを務めた。

試合経過:
ディナモ・スタジアムの熱狂的な雰囲気に包まれ、試合は開始直後から激しい展開を見せた。バテはキックオフと共に攻め上がり、この試合最初のチャンスを作ったが、ノイアーのファインセーブに阻まれた(前半6分)。その後は徐々にバイエルンが試合をコントロールし始め、ボールがボリソフエンドから出ることはほとんどなかった。攻め続けるバイエルンは前半13分、クロースが先制点のチャンスを掴んだが、ポストに嫌われる。
バテは固い守りからすばやいカウンター攻撃を仕掛けることに専念。そして前半23分、この作戦が実を結ぶ。まるで針で刺すかのような電光石火のカウンターからパヴロフがホームチームに先制弾をもたらした。先取点を許したバイエルンはさらに攻撃の手を強め、バテは自陣に張付け状態となったが、鉄壁の守備でバイエルンの攻撃を潰しては、やすやすとチャンスを作らせなかった。FCBの攻撃は最終場面での精度に欠け、なんとかシュートチャンスまで持っていっても、バテの守護神アンドレイ・ゴルブノフの好セーブに阻まれては終わっていた。

後半に入っても試合展開は変わらず。バイエルンはバテゴール前で突破口を探すも見出せず、ホームチームのカウンターの餌食となる。アレクサンドル・ヴォロジコ(後半10分)、ロジオノフ(後半16分)、パヴロフ(後半20分)のカウンターが次々と火を噴いたが、ゴールネットを揺らすには至らなかった。

バイエルンは、守備的なマルティネスに代え攻撃的なシェルダン・シャキリを投入し勝負に出るも、攻撃の歯車が狂ったかのようにパスミスを連発、また1対1の場面でもボリソフの選手にことごとく敗れ去った。試合終盤、ハインケスはさらにクラウディオ・ピサーロとシュヴァインシュタイガーを投入、今一度流れを引き寄せにかかるが、ロジオノフのカウンター一発(後半33分)により2-0と突き放された。

それでもバイエルンは諦めずに試合終了のホイッスルが鳴り響くまで猛攻を仕掛け続けた。後半37分には守護神ゴルブノフに止められ、その1分後にはクロスバーに嫌われていたリベリーが、三度目の正直で後半ロスタイムに待望の1点(後半45+1分)を奪い再び1点差に。なんとか同点に持ち込もうとバイエルンは攻め上がったが、最後の希望もバテのカウンターを前に無残に砕け散る。ブレサンがだめ押しの3点目(後半45+4分)を奪い、試合は3-1で幕を閉じた。